DHEAはデヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone)の略語で、ホルモンの一種です。
「若返りホルモン」とも呼ばれ、肥満の解消に役立つ「奇跡の減量薬」などとしてダイエットの記事なんかでも一時期話題になりましたね。
他にも「循環器病、糖尿病、高コ レステロール症、肥満、合併性硬化症、パーキンソン病、アルツハイマー症、 免疫不全症、うつ病、骨粗鬆症」などにも治癒効果があるなどと言われていたりします。
…が、サプリや栄養系のうますぎる話は大抵あとで「違っていた」というオチになることが多いので、あまり信頼しすぎるのも考え物です。
ただ、DHEAは体内の副腎から分泌され、後にテストステロンとエストロゲンに変化することが分かっています。
まだ紹介してないですが、どちらもセックスに関連した重要なホルモンなんですね。
実際、卵巣を摘出しても性欲はなくなりませんが、卵巣と一緒に副腎も摘出すると性欲がなくなってしまうという実例もあるようです。
セックスへ何らかの影響がありそうなのは間違いなさそうです。
これはラットへの実験ですが、DHEAによって性的興奮が上昇することが確かめられています。
そして、オーガズムをも起こりやすくさせる働きがあると言われています。これが本当ならすごいことですね。
このDHEAが分泌されやすくする方法が「適度な運動」「お酒を減らす」そして「シータ波」です。
運動は30分以上の運動を1ヶ月以上と、まぁ普通のダイエットと同じような運動が必要です。
DHEAの少ない人は肥満になりやすいと言われていますから、肥満の人はDHEAが少ない可能性があります。
なので、ダイエットはセックス面から見てもいいことなんですね。(でも、やせすぎは逆効果です)
お酒を飲むとDHEAが低下することが分かっています。
DHEAだけで考えると禁酒したほうがいいということになりますが、女性の場合は少しアルコールが入ったほうが感度は上がりますよね(笑)
なので、飲みすぎに注意するということでよいと思います。
そして前の記事で書いたように、オーガズム時にはシータ波が出ますので、DHEAの分泌が盛んになります。
そうするとますますオーガズムに到達しやすくなります。
こうして見ると、連続オーガズムなんていうのはごく自然なことなんですね。記事を書きながら自分で納得してしまいました(笑)
ちなみに禁煙薬で「ザイパン」というものがありますが、これはDHEAもアップさせる効果があると言われています。
実際に服用実験を行い、不感症で1度もオーガズムを感じたことのなかった女性が、服用後オーガズムを感じられるようになった…という話まであります。
まぁこの手の話は大げさになりがちなので、ある程度割り引いて聞いたほうがいいとは思います(笑)
実際、ザイパンはもともと抗うつ薬ですので、副作用の危険性は高めです。
健康な人が飲むのは避けたほうがよいと思います。
なお、サプリメントに関しては日本では認可されていません。
研究者によっては、DHEAには乳ガンや心臓麻痺などのリスクもあると言われています。
こういうすごい発見があると、日本のメディアはいい面ばかりを取り上げて大々的に扱いますが、いい面もあれば悪い面もあるに決まっていますよね。
特に過剰摂取は危険ですので、DHEAに限らずサプリなどをご利用の際はお気をつけくださいね。
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