・生理日は仕方ないにしても、生理前などの理由で拒否しない
これは生理に限りません。
要するに「相手が乗り気なとき」に断ることはできるだけ避けたほうがよいということです。
これは逆も同じで、自分が乗り気なときに「疲れて勃たないから」なんてあっさり断られたら切ないですよね?(笑)
断られると、たとえそれが正当な理由であっても「自分に魅力が無いからでは?」「愛情が薄れてきているのでは?」と思ったりしがちですよね?
男性の場合はセックスの拒否をすぐに愛情に結びつけることは少ないですが、程度の差こそあれダメージを受けるのは同じです。
また、女性は生理周期のために性欲にも周期があるものですが、男性はわりと勢いでするようなところがあります。
頻繁にしていると毎日でも勃つようになったりしますし、逆にしなくなると全く勃たなくなったりします。(もちろん個人差はありますよ)
する気になったタイミングを逃していると、だんだんとしないことに慣れていってしまうんですね。
よくセックスレスなのにオナニーする男性や、風俗に通い続ける男性がいますが、これも一種の慣れです。
オナニーのほうが気楽ですし、風俗のほうが受身で楽なので、そちらに慣れてしまうんですね。
でも、そういう男性だってはじめの頃はやっぱり好きな人とセックスするほうが嬉しかったでしょう。
こうなってしまう男性は、元をたどると「相手がさせてくれないからそっちに逃避せざるを得なかった」ケースも多いんですね。
一緒にいる時間が長くなるほど、セックスしたいタイミングがずれることは多くなります。
でも、結婚した以上は乗り気でなくてもしなくてはならないことが出てきます。
もちろん嫌なときはしなくていいですよ。お互いに。
でも、「絶対に嫌ではないけど、進んでしたいほどではない」という、いわば真ん中くらいの気分のときにどうするかということですね。
「Yes」を続けるか「No」を続けるかで、それが習慣化し、セックスに対するイメージや位置付けも変わってくるということです。
お互い譲り合っていきましょうね。
・妊娠のためだけのセックスをしない
「排卵日には必ずセックスする」「妊娠するまで○日おきにセックスする」
こういったルールを決める夫婦は意外と多いですよね。
妊娠だけが目的のセックスをすると、セックスレスの確率は飛躍的に高まります。
でも、これって女性は結構平気でやりますよね?(笑)
考えてもみてください。
もともと普段のセックスは恋愛感情の延長で、お互い興奮したときにするものですよね?
それを恋愛感情とは別の理由で、興奮もしないのに強制されたら、男性にとっては面白くもなんともありません。
興奮しないのにセックスさせられると、ますます興奮しなくなっていくんですね。
これは「セックス=作業」だと脳にインプットするようなものです。
そして作業と化したセックスを、子供が生まれてしばらくしてから「もっと愛情をこめてしてくれ」と言われても、それは無理というものでしょう。
作業化させてしまった女性にもかなりの問題があります。
相手にとってセックスを作業にさせてしまっては絶対にいけないんですね。(もちろん男性もです)
妊娠のためにセックスするのはもちろんいいのですが、妊娠“だけ”にならないようにしましょう。
例えば排卵日に合わせてデートするようにしたり、排卵日とは知らせずにセクシー衣装やコスプレで誘惑したりとかですね。
同じルールを決めるにしても「排卵日は女性が男性にマッサージしてあげる」とかのルールを決めれば、平日の仕事の後でも疲れが癒せますし、その後ローションなんかを使っていやらしくマッサージしてあげれば自然とそういう流れになるはずです。
別に方法は何でもいいです。
とにかく「セックスを作業にしない」ことに気をつけましょう。
・妊娠中や出産後に放置しない
これも大事です。
妊娠中や出産後は男性が最も浮気する期間だと言われています。
実際、男性がしたくても放置されてしまったら、発散のしようがないですよね。
おまけに妊娠中や出産前後は女性もマタニティーブルーなどで精神的に不安定になったりしますから、夫婦である以上それに合わせて男性もストレスを溜めがちです。
それに、男性は男性で父親になることに責任やストレスを感じている場合もありますよね。
ストレスと性欲をダブルで溜めるわけですから、単なるオナニーで発散されるわけもなく、風俗や浮気と言った「他の女性」に癒しを求めてしまうわけです。
もちろん女性からしたら「そんなの浮気の言い訳にはならない」と思うでしょうし、その意見はもっともです。
でも、結婚してあなたとしかセックスできない男性を長期間放置プレイするのも反則だと思います。SMじゃないんですから(笑)
仮に浮気や風俗に手を出すことなくオナニーに励んだとしても、上に書いたとおりセックスしないことに慣れてしまって、気づいたらセックスレスになってしまう危険性は高いです。
数ヶ月以上に渡って放置プレイをされた後に、「出産も済んだし、落ち着いたからそろそろラブラブなセックスをしよう」なんて言われても、それこそ作業のセックスしかできません。
ドキドキ感ってそんな都合よく湧いて出てくるものではないですからね(笑)
妊娠・出産後も充実したセックスを楽しみたいという思いがあるのであれば、妊娠中や出産後もある程度のセックス回数は確保するべきです。しかも、お互い「作業」にならないような内容で。
なかなか大変だとは思いますが、ここは気をつけてくださいね。
・相手が身なりを気にしなくなったからと言って、対抗するようにだらしなくしない
結婚すると急に相手が身なりや格好なんかを気にしなくなることがあります。
それを見て「相手がしないんだったら自分もしない!」と対抗してしまうのは絶対にダメです。
むしろ対抗してきれいにするくらいがいいです。
こういうとき、相手はあなたが完全に自分のものになったので安心しているわけです。
なので、「まだ完全にあなたのものではないのよ」とメッセージを送り、「ほっておくと自分から離れてしまうのでは?」と嫉妬させないとダメなんですね。
そもそも恋愛や結婚はお互いに成長し合うのが理想の姿です。
相手のダメな姿を見て、それに合わせていては成長なんてありえません。
相手の頑張る姿を見て、お互いに磨きあっていくのが本当ですよね。
ダメ出しをし合ったり手を抜き合ったりするのではなく、お互いを褒め合い認め合って、お互いにより素敵な大人の男女を目指していきましょう。
もちろん、結婚したからと言ってすぐに手を抜く男性にも問題があります。
家族とはいえ、身なりや格好など最低限の気配りはあってもいいですからね。
(まぁ、手を抜く男性を選んでいる時点で女性にも多少の責任はあるわけですから、そこを強く責めるのもどうかと思いますが…。^^;)
家族として過ごしていくためにはお互い油断した姿を見せていくのも大事なことですが、その一方でお互いドキドキできる余地も残しておけるとよいですね。
・AV、風俗をできるだけやめさせる
これは言うまでもありませんよね。
存在自体を否定するつもりはありませんが、結婚後の愛あるセックスにとっては不要なものですから、できるだけ排除しましょう。
「結婚してから徐々にやめさせる」ではなく、結婚するタイミングできっぱりとやめさせるのが正解です。
その後も手に入る機会を与えないように注意しつつ、ただ縛りつけるだけではなくて自分とのセックスにのめりこませてあげましょう。
ただし、AVや風俗が好きな男性の中には普段の性生活に100%満足していても手を出す人がいます。一種の病気みたいなものですね(笑)
彼らに言わせると、毎日のコーヒーやタバコやお酒がやめられないのと同じような感覚だったりします。
この場合は諦めるか、そういう男性を選ばないようにするかという話になってきますね。
・相手選びに気をつける
これは非常に大切なことですよね。
最近は婚活が流行っていますが、「とにかく結婚!」という思いは男性よりも女性のほうが強いです。
「早く結婚したい」願望が強い女性は多いですし、結婚を打算的にできてしまうのも女性の特徴です。(男性にもいますけどね)
特に理想の結婚時期を意識して「このあたりで手を売っておくか…」という感じで結婚してしまうと、失敗する可能性は高くなります。
別にそういった打算が入ることは悪いことではないですし、そうやって結婚したカップルがとても幸せに暮らしているケースもたくさんありますから、気にすることはないと思います。
ただ、そうやって急いで相手を決めるつもりなら、相手とうまくやるための努力が他の人より余分に必要になることは覚悟するべきです。
要は結婚前の段階で苦労するか、結婚後に苦労するかの違いだけなんですよね。
そんなにとんとん拍子でうまくいくはずがないですから、結婚前に多少急いで決める人は、仮に結婚してうまくいかなくても、うまくいくように努力しなければいけません。
不満はどんなカップル・夫婦にもあるものですから、それを2人で乗り越えないといけないんですね。
それはもちろん、女性だけでなく男性もです。
(もちろん、そういったことを一緒に乗り越えられるであろう相手を選ぶことは最低条件ですが)
いろいろ書きましたが、結婚していない私が書いているのであまり説得力がないですね(笑)
既婚者の方たちには引っかかる部分もあるでしょうが、大目に見てやってください。
一応、カウンセリングや相談などの経験を踏まえて書いています。全く根拠がないわけではない(というか、実際にアドバイスして効果があったものを中心に紹介している)ので、よかったら参考にしてください。
次は男性向けですね。
他にも「こんなことに気をつけて成功した」「こんなことを気をつけておけばよかった」などのご意見があればお聞かせください。^^
<補足>
これらはあくまで女性側でできることを書いただけで、「女性だけが一方的に頑張れ」という意味ではありませんからね。特殊なケースを除いて、基本的に夫婦の問題は両方に原因があることがほとんどですから、男性側が何もしなくていいわけではありません。
女性側が努力するだけでなく、それに合わせて男性側もちゃんと女性に満足してもらえるように努力したり、愛のあるセックスを心がけないと意味がないんですね。
結婚後は、恋愛中よりも「いかに歩み寄るか」が大事になります。
「自分ばかりが頑張っている」と思うようなときは、ちゃんとその気持ちを彼にも伝え、一緒に改善していってくださいね。「自分が我慢すれば済むんだ…」というのは、ほとんどの場合、よい結果になりませんから。
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