挿入中に萎えてしまう（勃起不全、遅漏対策）

挿入中に萎えてしまうという悩みを抱える男性も結構います。
いくつか理由があるので、順に見ていきましょう。




・感じ方が鈍い

挿入が気持ちよくないから萎えてしまうということですね。
相当締まりが悪くてガバガバでもない限り、膣内が気持ちよくないということはありえません。
それに締まりの悪さも大概は女性が感じていないことが原因です。

これは女性側の問題というよりも、感じ方が鈍い男性側の問題であることがほとんどです。
なぜそこまで感じ方が鈍くなってしまったかというのは遅漏と話がかぶってきますので、そちらで詳しく書きます。



・興奮度が足りない

これまでに書いてきたように、興奮度が低いと勃起しにくくなります。
セックス前にドキドキさせるように書きましたが、セックス中もこれは大事です。

例えば、挿入中に女性が恥じらいも何もなくあまりにもだらしない状態だったら…萎えますよね。
男性側が一生懸命なのに何の反応もなく、たまにある反応が「痛い」の一言だけだったら…萎えますよね。
いい感じで高まってきて体位を変えたら見たくもないもの（飛び出した鼻毛とか、手入れしてないムダ毛とか、前はなかったはずのはみだした贅肉とか）が目に入ってしまったら…萎えますよね。

付き合い始めの頃は見せなかったはずの“恥ずかしい部分”を見せてくれるのは嬉しいものですが、単なる“恥”を見せつけられると、大抵の男性にはつらいものがあります（笑）
途中で萎える原因が興奮度の低さにあるのだとしたら、彼が興奮していた頃の過去の自分を振り返ってみるなり、彼に聞いてみるなりして改善していきましょう。

また、反対に効果的な言葉がけなんかを使いこなせると、興奮度は高まっていきます。
プレイの一環として、相手が喜ぶ言葉責めなんかも工夫してみるといいですよ。



・慣れ

たぶんこれがいちばん多いのではないでしょうか。

男性の体は単純なので、ペニスに適切な刺激さえ与えていれば本人の意識とは関係なくイキます。
でも、いくら刺激を与えても気分が盛り上がっていないと勃たないんですよね。
つまり体への快感は根本的な解決にはならないということです。
男性を勃たせるために“テクニックを磨く”というのは発想としてズレているわけですね。
それよりも、いかに気分を盛り上げるかということのほうがはるかに大切なんです。

気分が冷めてしまう１番の原因は慣れです。
セックスは慣れることで開発が進むというよい側面もありますが、変化のない単なる慣れは惰性となります。
惰性が続くと脳も体も反応しなくなっていきます。

でも、逆に女性は慣れや惰性で安心を感じる生き物です。
男性を選ぶときでさえ、こと結婚となると収入・地位・将来性などの安心感が重要な要素となってきます。
実際、いつもと同じ場所で、いつもと同じ流れのセックスを好む女性も多いですよね。
一方で記念日のお祝いなどには変化を求めたりするわけですが…（笑）
（もちろん個人差があるので、セックスに変化を求める人もいますよ）

男性は安心感よりも刺激を求める生き物ですから、快感を得るには変化が欠かせません。
１番の変化は違う女性とすることで、相手が変わると性欲や勃起力が復活するというのはわりと有名な話です。
なので、コスプレなんかで普段とまったく違う格好・シチュエーションでするのを好む男性が多いわけですね。
ＡＶの内容も極端で刺激的なものが多いですし、風俗が売れ続けるのもそうしたいろんな女性としたいという男性の本能によるところが大きいです。

そのため、今の２人のセックスが惰性のようになってしまっているようなら、勃たなくなるのも当然です。
今までと違った流れやプレイスタイルを取り入れて、いろいろなことを試していきましょう。
男性の希望や意見も取り入れてあげたいところですね。
ただし男性に任せすぎると、ＡＶのような極端なものに進みますから注意が必要ですよ（笑）




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