「私は妊娠しているでしょうか?」というタイプの相談が相変わらず多いので、今日は避妊を促す意味でも、中絶に関する話題で書きます。
いったい、どれくらいの割合の女性が中絶を経験していると思いますか?
16~49歳の女性の6人に1人の割合で妊娠中絶をしているという2005年のデータがあります。
(厚生労働省研究班と公益法人「日本家族計画協会」の共同調査ですから、信頼性は相当高いです)
そして、そのうちの3割が2回以上の経験があるリピーターだということですね。
風俗などの性産業についている女性が多いと思われますが、一般女性でもそれなりにいることでしょう。
さて、ここで少し前に書いた「性経験の割合」のデータを加味してみましょう。
25~34歳の女性では37%が未経験者だというデータがありました。
つまり、100人いたら37人は未経験だということです。
一方、上にあるように6人に1人が中絶経験者ということですが、これは100人いたら約17人が中絶経験者となります。
ここで、セックス未経験の女性が中絶することはありえませんから、数から除外する必要があります。
100人のうち37人は無関係ということで、残りの63人が中絶可能性のある女性になります。
すると、63人の中に17人の中絶経験者がいるということですから、約28%の確率になります。
つまりセックス経験者の4人に1人以上は妊娠中絶経験者ということになりますね。
4人に1人が中絶・・・ものすごい数だと思いませんか?
セックスするということは、これだけのリスクがあるということですね。
もちろん、若いうちからしていればその危険性は高まります。
中学・高校くらいでする人が増えてきていますが、避妊の知識のない男性に任せっきりの女性も多く、ある意味自殺行為と言えなくもありません(苦笑)
もちろん上の計算は、片方が16~49歳で、もう片方が25~34歳のデータですから、かなり誤差はあると思います。
が、ちょうど真ん中の世代を抽出していますから、それほど遠くない結果が出ていることでしょう。
ついでにもう1つ、日本の妊娠中絶件数の推移です。
2003年度 31万9831件
2004年度 30万1673件
2005年度 28万9127件
2006年度 27万6352件
2007年度 25万6672件
このように着実に減ってきています。
といっても、少子化で妊娠可能な女性数自体も減ってきているので、割合的に大きく減っているとも思えませんが(笑)
低容量ピルなどの避妊方法が浸透してきたのもあると思います。
とはいえ、主に中絶するだろうと思われる年代(15~44歳)の女性人口が約2400万ですから、毎年1%程度の人が中絶している計算になりますね。
20年間に1人の女性が中絶する可能性は20倍の20%になるわけですから、やはり結構な確率だと思います。
中絶で傷つくのは女性のほうです。
特に若い女性は「産む」という選択をできないことが多い以上、気をつけてくださいね。
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16~49歳の女性の6人に1人の割合で妊娠中絶をしているという2005年のデータがあります。
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つまり、100人いたら37人は未経験だということです。
一方、上にあるように6人に1人が中絶経験者ということですが、これは100人いたら約17人が中絶経験者となります。
ここで、セックス未経験の女性が中絶することはありえませんから、数から除外する必要があります。
100人のうち37人は無関係ということで、残りの63人が中絶可能性のある女性になります。
すると、63人の中に17人の中絶経験者がいるということですから、約28%の確率になります。
つまりセックス経験者の4人に1人以上は妊娠中絶経験者ということになりますね。
4人に1人が中絶・・・ものすごい数だと思いませんか?
セックスするということは、これだけのリスクがあるということですね。
もちろん、若いうちからしていればその危険性は高まります。
中学・高校くらいでする人が増えてきていますが、避妊の知識のない男性に任せっきりの女性も多く、ある意味自殺行為と言えなくもありません(苦笑)
もちろん上の計算は、片方が16~49歳で、もう片方が25~34歳のデータですから、かなり誤差はあると思います。
が、ちょうど真ん中の世代を抽出していますから、それほど遠くない結果が出ていることでしょう。
ついでにもう1つ、日本の妊娠中絶件数の推移です。
2003年度 31万9831件
2004年度 30万1673件
2005年度 28万9127件
2006年度 27万6352件
2007年度 25万6672件
このように着実に減ってきています。
といっても、少子化で妊娠可能な女性数自体も減ってきているので、割合的に大きく減っているとも思えませんが(笑)
低容量ピルなどの避妊方法が浸透してきたのもあると思います。
とはいえ、主に中絶するだろうと思われる年代(15~44歳)の女性人口が約2400万ですから、毎年1%程度の人が中絶している計算になりますね。
20年間に1人の女性が中絶する可能性は20倍の20%になるわけですから、やはり結構な確率だと思います。
中絶で傷つくのは女性のほうです。
特に若い女性は「産む」という選択をできないことが多い以上、気をつけてくださいね。
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それを見た女子高生達は泣いていましたね。もっと妊娠とはセックスとは中絶とはを学校でもきちんと授業すればいいのにと思います。
他に既婚者でも、これ以上子供増えても育てられないと言う理由で中絶されるケースもあるそうです。