性同一性障害(GID)

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性同一性障害(GID) 

性同一性障害は Gender Identity Disorderを略してGIDともいいます。
体は男性で心は女性だったり、体は女性で心は男性だったりするものです。
(単なる同性愛や男装癖・女装癖とは異なります)

日本では1998年に埼玉医科大で国内初の性転換手術が行われ、
その後の2004年には性同一性障害の特例法が施行されました。
性別適合手術(性転換手術)を受けた上で、二名以上の精神科医の診断書と、
家裁の審判があれば戸籍上の性も変更できるようになりました。

欧米はもっと進んでおり、イギリスやスペインは性別適合手術が不要ですし、
オーストラリアではパスポートの性別欄に不確定(Indeterminate)のXが
できたというのが去年の9月頃に話題になりましたね。
(私は実物を見たことはありませんが)


性同一性障害といっても、実は例外的なことが起きているわけではありません。
もともと脳は女性脳が原形で、男性ホルモンの影響で男性脳へと変わります。
なので、ホルモンの影響次第で、誰でもどちらにも変わる可能性があるんです。

例えば、脳へのホルモンの影響が強ければ体は女性でも心は男性的になりますし、
逆に脳のホルモンの感受性が弱ければ体は男性でも心は女性的になります。

心は普通に男性でも、女性的な人っていますよね。(その逆も)
でも女性的であることと、完全な女性の心であることは違います。

こうなると問題は、どこからどこまでが男で女かなんですが、
実は男女の性差もかなり曖昧なものだったりします。


昔は、生まれたときの性器を見て男女を決めていました。
(今は後で変更の余地があるだけで、基本的には同じですよね)

でも顕微鏡によって卵巣と精巣の組織の違いが分かるようになると、
見た目は男性なのに性腺は卵巣なんていう例が見つかるようになりました。
中には卵巣と精巣の両方を持つ真性半陰陽と言われるものもあります。

さらに今では遺伝子による性差の違いも分かるようになりました。
(X染色体、Y染色体というのを聞いたことがあると思います)

なので、昔のように性器の見た目だけで決めるのは、
今ではすっかりナンセンスだと言っていいと思います。
ただ、組織や遺伝子まで見ても境目が曖昧なのも事実なので、
最終的には本人がどう思うのかでしょう。

性同一性障害については、若い世代を中心に理解が高まってきていますが、
さらに世の中全体の理解が高まるようになっていくといいと思います。


最後に、実は私も…なんてカミングアウトはないのでご安心を(笑)


続いて、性器や性染色体の異常に関する他の病気を紹介します。


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※現在休止中です。
性別は女です。
人並みに結婚し出産もしました。

声が低くて、指が太く短いし、髪を切るとよく男性に間違われます(T_T)
性格が男みたいなせいか(?)、職場でも女性として扱われてないような気が(爆)

でも、男性の気持ちってよくわからないし、Hのときは受け身で優しく包みこまれるほうが好きです。

好きで女に生まれた訳じゃないけど、やっぱり私は『女』なんだな、と思わずにはいられません。


日本は性別を変えるのに莫大な費用と面倒な手間がかかるため、性転換をあきらめている人が多いような気がします。
後進国ですよね、日本って。。。
[ 2012/11/21 ] アキ[ 編集 ]
感想ありがとうございます。^^

確かに後進国ですよね。
そのわりにAVはかなりの先進国なんですが(笑)
[ 2012/11/30 ] 斉藤享哉[ 編集 ]
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