今日の言葉　「ポリネシアンセックス」

スローセックスはすっかり有名になりましたね。
ポリネシアンセックスはその中の代表的な１つです。



２００２年に五木寛之の「サイレント・ラプ」の中で紹介されて、
日本でも広く知られることになりました。
もともとは南太平洋諸島ポリネシア地域に暮らす人々の間に伝わる、
射精を目的としないセックススタイルです。

前戯や抱擁や愛撫に１時間以上かけ、互いの心と体がなじんだ時に挿入し、
３０分以上はじっと抱き合ったままでいます。
その後ゆっくりとしたピストンを行うと、お互いにオーガズムを迎えます。
オーガズムがあった後も３０分以上つながったままでいると、
オーガズムの快感の波が全身に次々と押し寄せてくる…というものです。
女性はもちろん、男性も射精なしの長時間オーガズムが味わえるそうです。

なお、実際に結合するセックスは５日に１度で、残りの４日はしっかりと抱き合い、
肌を密着させて眠るだけとなります。
セックスの回数が規定されているという点で特殊なセックスですよね。


私に関して言うと、ポリネシアンセックスはしたことがありません。

前戯に１時間以上は普通なので問題ないですが、
挿入したまま３０分動かず待機や、射精後３０分動かず待機というのがなかなかできません。
男性もそうですが、女性も我慢できないんですよね（笑）

現代の女性は忙しいですし、セックス以外の時間を有意義にしたがるので、
デートでセックスだけしているわけにはいきません。
よくある「デートの最後にセックス」するような流れだと、
こんなにじっくりやっている時間は残っていませんよね。

また、射精後３０分放置はピルやＩＵＤで避妊していない限り危険です。
“毎日”抱き合って眠るのが条件となっていることからも分かるように、
これは完全に既婚カップルのためのセックスなんですね。
なので、未婚の私には実践不可能というわけです。＾＾；

でも、挿入以外の肌の触れ合いやコミュニケーションを重視したり、
それを通してお互いの愛情を確かめ合うことが目的というあたり、
ポリネシアンセックスの概念には共感することばかりです。
要するに「挿入だけがセックスではない」ということですからね。


ポリネシアンセックスについてはいろいろなサイトが多数ありますので、
気になる方はそういったところを見ながら挑戦してみてくださいね。
ただし、精神世界に入り込んでしまっているようなサイトもありますので、
参照・判断は自己責任でお願いします（笑）


＜おまけ＞

個人的には「挿入したままお互い動かすことなくオーガズムに達するようなセックス」が理想形かな…なんていう期待が昔からあります。
ポルチオやウテルスのような動的な快感ではなく、純粋に心と心のつながりを大切にするような、静的な快感と言ったらよいでしょうか。
かといって、精神世界に入り込むのは望むところではありませんが。＾＾；

そういう意味で、ポリネシアンセックスの手法は大きなヒントになるのかもしれませんね。
まぁ当面は実験＆試行錯誤できる予定もありませんが（笑）
読者の方でよい実践談などありましたら、またお知らせくださいね。



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