性の用語講座、今日はローションと潤滑ゼリーです。
昔は風俗専用のイメージのあったローションですが、
今では普通のカップルでも抵抗無く使うようになってきています。
潤滑ゼリーが女性の性器内部の潤いを補うもの、
ローションは体の外側に使うマッサージ目的のものという位置づけですね。
でもこれには厳密な定義があるわけではありません。
なので、中に使えるのに「○○ローション」という名前の商品もありますし、
逆に外にしか使えないのに「○○ゼリー」なんて名前の商品もあります。
あくまでおよその目安だと思うようにしたほうがよいでしょう。
ローション・ゼリーには油性と水性があります。
水性は乾きやすく、すぐ補充しなければいけないのに対し、
油性は乾かないで長持ちするのが特徴です。
また、油性のものの方がヌルヌル感は強いですが、
コンドームがとけてしまうので、中の使用には向きません。
そのためローションは油性、潤滑ゼリーは水性のことが多かったのですが、
中島化学産業が1973年に世界初のポリマー水性ローション「
ペペローション」
を開発し、中でも使えるローションとして今の主流になっています。
(ただし膣内に残りやすいので、後の2つのほうがよいです)
最近「
アストログライド」という植物性ノンアレルゲンローションが
第3のローションと呼ばれていますが、米バイオフィルム社からしか
発売されていないため、まだ知名度は低いですね。
…と1年以上前にメルマガで紹介しましたが、今ではアストログライドジャパンという日本の代理店ができたようで、かなり普及が進んでいるようですね。
水性でコンドームとの併用もでき、ローション使用時の悩みである「乾き」も少ないと、非常に使い勝手がよい製品ですね。
私は使ったことがないですが、機会があれば使ってみたいですね。^^
(油性のものもあるのでご注意を。レギュラーは水性、Xは油性です)
一方油性のものは「メンズクリーム」など、オナニー専用のものが多いです。
ついでに紹介しておくと、中で使う場合の安全性が高いローション・ゼリーという点では「
リューブゼリー」が最も有名です。まさに潤滑ゼリーと呼べる商品ですね。肌が弱かったり、使用感・安全性に不安がある方は、これからはじめてみるのがよいでしょう。
とはいえ、アストログライドでもアメリカの医療現場で利用されているくらいですから、そんなに心配はいらないわけですが(笑)
中で使うか外で使うかが重要な分かれ目になります。
購入する際には商品名に惑われず、説明をしっかり読んでから買うようにしましょう。
次回はローションのタイプをもう少し詳しく見ていきます。
(補足:ローションに関する最新記事はこちら→
膣内用ローションの紹介)
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それとも濡れにくい人用 みたいな感じで物理的な気持ち良さとはまた別ものですか?