性反応周期の実際

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性反応周期の実際 


まず1つ目の性反応型の平坦期に注目してください。

順調に上がっていった性感が、いったんストップしますよね。
まさに平坦になっています。

ここまではっきり真横に描いたものは、ネット上ではあまり見かけません。
一般的にはオーガズムまで徐々に斜めに上がっていくものが多いですよね。

でも、これが原書のとおりの図です。

そして実際のセックスにおいても、多くの女性の反応はこのようになります。


大抵の男性は「愛撫を続けていれば、女性はどんどん高まり
そのままオーガズムに達する」と考えていたりしますが、
実際にオーガズムに導く場合、かなりの確率でこの平坦な期間が出現します。


今さらっと書きましたが、これは非常に大事なことです。




女性が高まってきて「よし、この調子ならイクかも…」と思ってしていると、
途中から反応が変わらなくなり、いつまでたってもイキません。

「あれ?間違ってるのかな」「気持ちよくなくなったのかな」
なんて思ってしまう男性はかなり多いでしょう。

でも、そこで刺激をやめたり別の方法にしたりすると、
せっかくイケるはずだったものがダメになってしまうのです。

なぜなら「平坦な期間の先にしかオーガズムはない」からですね。

逆に男性側からすれば、この平坦な期間があることを頭に入れておくと、
途中で女性の反応が一定になってしまい不安な気持ちになっても、
不安に負けずにじっくりと愛撫を続けることができるようになります。


男性側の視点だと、女性がどんどん高まっていかないと
オーガズムに到達しない感じがしますよね。
途中で反応が一定になってしまうと、
感じさせ方が足りないのかと不安になったりもします。

でも、それこそがオーガズムの前段階だということですね。
平坦な期間が出てきたら、むしろ喜ぶべきなのです。

もちろん、平坦な期間がどれくらいかというのは個人差が大きいです。
そして、その期間をいかに短くできるかはテクニックの差となります。



一方、平坦期がなくすぐにイッてしまう女性もいますが、
これは一番下の図です。

興奮期の途中でギザギザがありますが、
これは途中で軽いオーガズムを感じていることを指します。
そして一番高い地点がやや幅広いのは、それだけ強い快感だということです。

何度かイキながら高まっていき、そのままかなり深いオーガズムに達する…
非常に理想的で便利(?)な体質の持ち主と言えるでしょう。

これが俗に言う「イキやすい女性」ですね。

こういう女性に当たれば、かなり下手な男性でもイカせることができます。
でも、こんな女性は滅多にいませんから注意しましょう。

最初からこういう女性にあたった男性は幸運かもしれませんね。
自分が上手いと勘違いしてしまうという意味では不幸かもしれませんが(笑)



また、軽いオーガズムのままで終わってしまったり、
軽い到達感のある平坦期が延々と続くだけで終わってしまう女性もいます。
これが真ん中の図ですね。

平坦ではなく波線になっているのがポイントで、
ここで性感の波がちゃんと存在することを示しています。
(このあたり、本当によくできた本だと思います)

いつまでたってもはっきりとはイカないけれど、
女性はかなり感じていてクタクタ…なんてことがありますよね。
イッたかどうか分からないけど、とにかく気持ちいいという女性もいます。

男性からすると達成感がないですが、
女性からすると十分に感じているわけです。
場合によっては、小さく何度もイッていることもあります。
なので、欲張らずにそこで満足しておけばよいんですね。

でも、男性が「イカせてないからダメだ」とか考え出すと、
女性は満足しているのに「イカないといけない」と思ってしまい、
イキにくい体質なのに、イクことばかり考えて不幸に陥るわけです。

残念ながら、非常によくあるパターンですね(苦笑)

こういうタイプの女性の場合、私ならいったんそこで満足します。
相手に快感を感じてもらい、満足してもらうことが目的ですから、
別にイカなくてもいいんですよね。
相手が求めていないこと(=明確なオーガズム)を押し付けるのは、
もはや愛でも優しさでもなく、単なる自己満足とエゴですから。

ただ、開発によって真ん中の図にオーガズムを追加することもできます。
なので、私の場合は様子を見ながら開発を進めていくことも忘れません。
女性に変なプレッシャーを与えることなく、
気づいたらいつの間にかイカされていた…と感じてもらうのが目標です(笑)


というわけで、普通の女性、イキやすい女性、イキにくい女性の
全てのタイプが含まれているのがこの3つの図だったというわけです。

本当によくできていますよね。


とはいえ、この図はあくまでも極端な例を3つ紹介しているだけですから、
このままぴったり3通りに分かれるという意味ではありません。

微妙に形が変わったり、2つの複合のようなタイプの女性もいます。
例えば、1の興奮期の途中に3のギザギザが来たりとか、
1の後ろに3のようなオーガズムが来たりとかですね。

なので、線の形をそのまま鵜呑みにすることには意味がありません。

ここで見てきたように、線の形の裏側に隠れた意味を読み取り、
鵜呑みにするのではなく、要素を取り出して有効に活用することが大切です。


ちなみに、この図からは他にもいろいろ読み取れます。

例えば消退期の線の角度がそれぞれ違いますが、
これは直前のオーガズムの深さに反比例している…などですね。

ここからは、後戯における個人差への適応法が読み取れます。
さらに、連続オーガズムへ導くコツも読み取れるわけですが・・・
言い出すとキリがありませんね(笑)


どんな本でも、書かれていることをそのまま受け止めるだけでは、
個人差を無視した、単なる頭でっかちに終わってしまいますよね。

ここで見てきたように、個人差を意識しつつ本質的な部分まで見ていくことで、
より深い理解や新しい発見ができるようになると言えます。
他のサイトや本を読むときの参考にしてくださいね。^^

ただし、「人間の性反応」のような良書なら間違いありませんが、
しっかり見る価値の無いものや内容の薄いものでは意味がありませんから、
いい加減なサイトや本に時間を使わないように気をつけてください(笑)



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