最近のAVで非常によく見かけるのが、
「電気マッサージ器」…略して「電マ」ですね。
別に略す必要はないですが(笑)
AV作品の中ではかなりの確率で使用されていますし、
これだけで1つのジャンルが成立しているほどですよね。
あまりにAVで使われるので、電マ=エロというイメージも強く、
女性が本来のマッサージ器として所持していたとしても、
「家で1人でしているのかしら…?」なんて思われたりしかねません(笑)
AVでは電マを使ってイキまくる映像が普通に映し出されており、
しかも、電マを当てているだけで潮吹きまでしてくれたりしています。
あれを見た男性が「俺も電マでイカせたい!」と思うのは自然なことです。
指や舌も使わず、ただ当てておくだけで何度もイクわけですから、
普通の愛撫よりも反応が分かりやすいですし、体力も使わず楽ですよね。
しかも潮吹きまでしてくれるなら、男性が惹かれるのも当然のことでしょう。
でも、実際はそんなに楽な話ではありません。
まず、電マは多くの女性にとってそんなに気持ちいいものではありません。
正確に言うと、あの刺激に慣れれば気持ちよくなりますが、
最初から気持ちいいものではないということです。
実際、男性が自分で性器に直に電マを当ててみれば分かります。
多くの男性にとっては、刺激が強すぎて感じるどころではないでしょう。
女性も最初はくすぐったくてしょうがないですし、
場所によっては不快感や痛みだけで終わりです。
少なくとも、あれでいきなりイキまくるなんてありえません。
もちろん電マの刺激が好きな女性もいれば、
経験豊富で強いくらいの刺激を好む女性もいますし、
中には自慰行為でバイブやローターに慣れてしまっている女性もいますから、
そういう女性は感じまくってくれますよ。
それでも、割合でいったら大多数の女性は違うんですね。
AVの女性は刺激に慣れているので実際に感じている人も中にはいます。
また感じてなくても、一応(?)女優ですからちゃんと演技をします。
でも、よくよく反応を見ていると、大して感じていないのに
頑張って感じているフリをしている作品が非常に多いですよね。
プロの女優だと感じている人もいれば、演技が上手でごまかせている人も多いですが、
素人女性なんかの作品だと完全に我慢しているだけのものが多いです。
(まぁそれが分からない男性だからこそAVが楽しめるわけですが…)
実際のセックスであんな反応をされたら、私ならすぐやめます。
「もしかして感じていないのかな?」と迷うような反応ですらなく、
はっきりと判断がつくくらい反応がよくないですからね。
個人的にはAV自体を滅多に見ないわけですが、
記事の参考にとたまに見ても、興奮どころか萎えることのほうが多いのが現実です。
(バレバレの演技をされることほど萎えることは無いですよね…)
また、電マを使った潮吹きは90%以上がただの「放尿」です。
あれで本当に潮を吹くのは、もともと吹きやすい女性か、
出演回数が多くて潮吹きしなれているようなAV女優くらいです。
実際、電マの刺激は尿意を催させるのには非常に適した刺激です(笑)
まぁ、そもそも潮吹きだろうが放尿だろうが、
女性が「気持ちいいと感じている」ならばどちらでもよいのですが、
電マを使った場合はほぼ「有無をいわせない強制放尿」になりますから、
気持ちいいと感じるのはMや性にオープンな女性が中心です。
つまり、一般的に受け入れられるものでは到底ありえないんですね。
2人の合意の上で、お遊びやプレイの1つとして楽しむのは楽しいですが、
電マをメインにして必死にイカせようとするのは絶対にやめましょう。
女性に無理に我慢させるなんて、本当にお寒いですからね。^^;
そもそも、道具の使用については根本的に嫌がる女性も存在します。
「恥ずかしい」「愛情が感じられない」という理由ですが、
確かに電マを当てるだけなんていうのは恋人である必要性がないですからね。
そんなの家で1人でできますから(笑)
せっかく2人で過ごす愛の時間ですから、心の気持ちよさも大事ですよね。
肌の温もりの伝わらない道具に頼るのではなく、
温もりが伝わり愛情を深め合える行為を一緒に楽しんでもらえたらと思います。
それができるようになってから導入しても遅くはないと思いますよ。
少なくとも「女性が嫌がっていることが分かる」程度には、
相手の気持を察することができるようになってから使用しましょうね。
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