ロキタンスキー症候群（膣欠損症）

　　男女の性の悩みに答える、ちょっと大人のマジメなブログです

スポンサーサイト

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ここまでは染色体や遺伝子的な異常でしたが、
染色体が正常であっても膣や子宮、卵管、卵巣が欠損することもあります。

そのうち、膣が欠損するものを膣欠損症と呼び、
４０００～５０００人に１人起こると言われています。

実際には、膣の上部や下部が部分的に欠損するだけのものから、
膣全体や子宮まで欠損するものもありますし、
尿生殖洞という尿道と膣が合流しているものや、
総排泄腔症という膣と尿道が一緒になっているものもあります。

そして、全膣欠損で子宮に月経が無い場合をロキタンスキー症候群と言って、
膣欠損症の中でも最も多いものです。
（正式にはロキタンスキー・キュストナー・ハウザー症候群です）

これは生殖器のもととなるミュラー管の発育障害で起こるとされていますが、
根本的な原因はまだよく分かっていません。

ロキタンスキー症候群の場合は卵巣があるので、
第二次性徴もあり、乳房や外陰部も正常です。
前に書いた人工造膣術をすれば、性行為も問題なく行えます。
（卵巣が健康なら、人工授精と代理出産という方法もあるようです）

個人差の大きい病気でもあり、欠損する部位によって対処法も異なります。
ネットで調べるよりも、専門医に相談するようにしてくださいね。

「記事が役にたった」と思ったら、投票お願いします。
　↓
★ 恋愛・結婚ランキング ★

有益な知識とテクニック満載の無料メルマガ登録はこちらから
　↓
性の悩み相談室　～恋する男女の処方箋～
（読者特典「失敗しない初セックスのために」をもれなく配布中）

関連記事