人口造膣術

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人口造膣術 

膣欠損症であっても、人口造膣術を行えばセックスはできるようになります。
その人口増膣術も、昔と比べてかなり発展してきました。


最初の頃は外陰部に孔を開けて、そこに棒を押しこんでおく方式でした。
これは簡単なのですが、しばらくすると萎縮してふさがってしまいます。
大雑把に言うとピアスの穴あけと同じですね。

その後、お腹やお尻から採取した皮膚で人工腟を造る方法ができました。
簡単で成功率も高いですが、腟萎縮を防ぐための術後の処置が大変なのと、
皮膚を採取した部分が傷跡として残るのがデメリットです。


さらに、S状結腸をそのまま使った方法が開発されました。
これは他の方法と違って十分な長さを持つ腟が作れる上に、
見た目や感触も本物そっくりで、膣萎縮の心配がいらず、
時間が経てば医師でも見分けがつかなくなるほどという優れものです。

ただ、不快な分泌物が出て、失敗時には発癌の危険性もあるということで、
運が悪いと患者への負担が大きくなるのがネックですね。
手術が複雑で技術も必要なので、対応していない病院も多いです。


また、普通の皮膚ではなく膣前庭粘膜や骨盤腹膜を使うものもあり、
腹腔鏡手術の技術も進歩したことで、患者の負担もより少なくなっています。

さらに最近では人口真皮を使った造膣術の報告例もあるなど、
この方面でも医学は日々進歩しています。


セックスがちゃんとできるかどうかですが、
完治すれば行為自体は問題なくできるようになります。
一方、性感については個人差があるようです。

ただ、そもそも正常な膣でも感じ方は女性によってバラバラですし、
ものすごく感じる人もいれば全く感じない人もいるので、
たとえ感じなかったとしても、それが手術のせいかは分かりません(笑)

あえて言えば、最近の方法なら神経そのものはあるはずなので、
それこそセックスの内容次第になってくるところだと思います。


ついでに書いておくと、性転換手術の場合には、
上の方法に加えて、陰茎反転法膣形成術という方法があります。

名前の通り、陰茎や陰嚢の皮膚を使って行う手術ですね。
もともと性器だった部分を使うので、術後は非常に良好です。

ただ、陰茎のみだと膣の長さには足りないので、
長めのペニスの人でないと、陰嚢やS状結腸を足す必要が出てきます。

先に陰嚢だけをとってしまった人の場合は、
ペニスだけで15cm以上も必要になってきますから、
造膣術を考えている人は、陰嚢を残すようにしておいてくださいね。



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人工的にヴァギナを造る方法を知らなかったので、興味深く読ませていただきました。
あのタレントさん(は●な愛さん)も、そうやって造ったのかなぁ…なんて(笑)

でも人工ヴァギナって、いざというとき濡れるんですか?(濡れないときのためにローションがあるんでしょうけども)
[ 2012/09/02 ] アキ[ 編集 ]
そういうふうに考えますよね(笑)

濡れることは濡れるんですが、体質もありますし、いざというときに都合よく十分に濡れるとは限らないので、ゼリーやローションは用意しておいたほうが安全ですね。

ただ、さすがに実体験がないので詳しいことは何ともいえません。勉強のためにも説得力を増すためにも、私も1度体験してみたいんですが、後戻りがきかないのが厳しいです。^^;
[ 2012/09/07 ] 斉藤享哉[ 編集 ]
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