イギリスのカーディフ大学と製薬会社メルクセローノが共同で、
全18カ国の男女1万人を対象にアンケート調査を行いました。
(妊娠や不妊に関する国際調査では最大規模だそうです)
妊娠に関する知識を問う13の問題に○×で答えるもので、
日本人女性の正答率が35.8%と18カ国中なんと17位。
日本人男性の正答率は37.4%と18カ国中なんと16位。
自動車などの技術は世界最高水準ですが、
どうやら性の知識は世界最低水準のようです(苦笑)
世界の中で低い位置なのはよくあること(?)ですが、
○×問題で正答率が50%以下というのはひどすぎます。
勘で答えたほうが当たるわけですからね…。
どんな問題が出されたのかが気になりますが、とりあえず記事内で
紹介されていたのは「健康的な生活を送っていれば妊娠できる」ですね。
答えはもちろん「×」です。
自然妊娠しないことを聞きたいのか、
健康でも不妊になることがあることを聞きたいのか、
出題意図がこれだけではよく分かりませんが、
とりあえず×なのは間違いありませんよね。
イギリスの正答率は90.7%
オーストラリアでは89.3%
対する我らが日本は28.7%
・・・・・・・・
うーん、これぞ日本の性教育の貧弱さの成果でしょう。
この他には「喫煙」や「性感染症への感染」、
「女性の肥満や加齢が妊娠・生殖能力を低下させること」
などが聞かれたようですね。
こういった知識がないとしたら、不妊も増えるでしょうね。
…と思って読んでいたら、不妊分野に詳しい教授のコメントがありました。
「日本では生殖の仕組みや、女性の加齢に伴う体の変化について、
学校でほとんど教えていない。
それらの知識は、自分の健康を守り人生を設計していくうえで不可欠。
性教育のカリキュラムをしっかり組み、それを担う人材も育成すべきだ」
まさにそのとおりですね。
まぁ機能不全気味の政治や公教育に期待するのも無理がありますが…。^^;
また、実際に調査を行なった教授のこんなコメントも。
「知識不足や育児への負担感が、
日本の出生率の低さにつながっている可能性がある」
女性の社会進出に伴っての社会基盤が整わない現状。
デフレ経済や二極化に伴う、出産適齢層の収入の低下。
大人の幼児化や核家族化による育児そのものの負担の増大。
出生率の低下にはいろいろな原因・問題がありますが、
知識不足も一役買っているとは個人的に考えていませんでした。
言われてみると、大いに関係しているかもしれませんね。
こういったことを踏まえつつ、ブログでも情報発信をしていきたいですね。
最後に、せっかくなので順位も貼りつけておきます。
◆妊娠に関する知識の国別順位◆
順位 男性 女性
1 デンマーク ニュージーランド
2 ポルトガル オーストラリア
3 オーストラリア 英国
4 英国 ポルトガル
5 ドイツ デンマーク
6 カナダ カナダ
7 スペイン 米国
8 米国 フランス
9 フランス スペイン
10 メキシコ ドイツ
11 ニュージーランド メキシコ
12 ブラジル イタリア
13 イタリア ブラジル
14 インド ロシア
15 ロシア インド
16 日本 中国
17 中国 日本
18 トルコ トルコ
BRICSのど真ん中に日本ですね。
いわゆる先進国の中ではひときわ異彩を放つ位置です。^^;
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イギリスの正答率は90.7%
オーストラリアでは89.3%
対する我らが日本は28.7%
・・・・・・・・
うーん、これぞ日本の性教育の貧弱さの成果でしょう。
この他には「喫煙」や「性感染症への感染」、
「女性の肥満や加齢が妊娠・生殖能力を低下させること」
などが聞かれたようですね。
こういった知識がないとしたら、不妊も増えるでしょうね。
…と思って読んでいたら、不妊分野に詳しい教授のコメントがありました。
「日本では生殖の仕組みや、女性の加齢に伴う体の変化について、
学校でほとんど教えていない。
それらの知識は、自分の健康を守り人生を設計していくうえで不可欠。
性教育のカリキュラムをしっかり組み、それを担う人材も育成すべきだ」
まさにそのとおりですね。
まぁ機能不全気味の政治や公教育に期待するのも無理がありますが…。^^;
また、実際に調査を行なった教授のこんなコメントも。
「知識不足や育児への負担感が、
日本の出生率の低さにつながっている可能性がある」
女性の社会進出に伴っての社会基盤が整わない現状。
デフレ経済や二極化に伴う、出産適齢層の収入の低下。
大人の幼児化や核家族化による育児そのものの負担の増大。
出生率の低下にはいろいろな原因・問題がありますが、
知識不足も一役買っているとは個人的に考えていませんでした。
言われてみると、大いに関係しているかもしれませんね。
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順位 男性 女性
1 デンマーク ニュージーランド
2 ポルトガル オーストラリア
3 オーストラリア 英国
4 英国 ポルトガル
5 ドイツ デンマーク
6 カナダ カナダ
7 スペイン 米国
8 米国 フランス
9 フランス スペイン
10 メキシコ ドイツ
11 ニュージーランド メキシコ
12 ブラジル イタリア
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14 インド ロシア
15 ロシア インド
16 日本 中国
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