<感染経路>
粘膜です。
挿入はもちろん、オーラルセックスでも感染します。
淋菌は弱いので、粘膜から離れると数時間で感染性を失うそうですが、性器にふれた物体が相手の性器にふれることで感染するケースもあるようです。
同じタオルを使って性器を拭いたりすると危険なわけですね。
<症状>
男性はわりとはっきり症状が出ます。(たまに出ないこともあるようですが)
最初のうちはむずがゆい感じで排尿が近くなったりしますが、そのうち排尿痛がしたりや膿が出たりします。
その後しばらくは症状がひどくなるばかりで、膿に混じって血が出たり、寒気・発熱・頭痛などの症状が出ることもあります。
ところが、さらに進んで5週間くらいたつと症状が治まってしまいます。
これを放置すると、慢性淋菌性尿道炎へ移行するケースが多いようです。
逆に女性の場合は数週間から数ヶ月も自覚症状が出ないことが多いようです。
オリモノが膿状になったりすることもありますが、専門医でないと単なる膀胱炎や膣炎と診断されることもあります。
クラミジアは男性の方が感染が分かりにくかったですが、淋病は女性の方が分かりにくいわけです。
また男女とも咽頭にも感染しますが、こちらは症状が出ないことが多いようです。
風俗嬢も検査しないと気づきませんから、フェラチオされることで淋病にかかる男性が多いのは納得ですね。
<潜伏期間>
2日~1週間程度です。
ついでに書いておくと、直腸感染もしますので、こちらは症状が出ずに潜伏しっぱなしになります(笑)
ご注意ください。
<その他の影響>
妊娠初期に感染すると、流産の原因になることがあります。
中期~後期に感染した場合、炎症により自然破水を引き起こして、早産の原因となる場合があります。
出産時、赤ちゃんに産道感染すると目や関節、血液に炎症を起こして命にかかわるケースもあります。
もちろん、治療を行わないで放置したままだと不妊症になってしまうケースがあります。
また、クラミジアと同時感染していることが多いのでも有名です。(淋病感染者の20~30%がクラミジアにも感染)
<治療>
ややこしいことに、感染していても淋菌が確認できるのは、女性だと60程度と言われています。
(男性は90%以上)
つまり、女性は感染していても検査に引っかからない可能性が高いということですね。
実際、感染者数のデータを見ても、男性に比べて女性の数はものすごく少ないです。
女性だけが感染者が少ないなんてことはありえませんから、やはり気づかない人が圧倒的に多いのでしょう。
特に風俗関連の仕事をされている女性は注意が必要です。
検査するなら、クラミジアとセットで受けておくのがよいでしょう。
検査結果は最短翌日 性病検査セルシーフィット(こちらのほうが検査できる性病の種類は多いです)
性病検査STDチェッカー(こちらのほうが種類が少ないぶん安めです)
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