ここから数回にわたって、愛撫の基本テクニックについて紹介していきます。
基本といっても結構踏み込んだことまで書いていきますから、
頭に入れておかないと途中で話についていけなくなるかもしれません。
きちんと踏まえた上で部位別の愛撫法を読むようにしてください。
さて、前戯といったら舌ですが、まずは舌の使い方を説明しておきます。
舌を使うときは、硬さが重要になります。
試しに自分の腕をなめてもらうと分かりますが、
舌に力をこめてとがらせるようにしてなめたときと、
舌の力を抜いてねっとりとなめたときとでは感触が全然違います。
どちらを使うかは攻める場所によっても変わりますが、
力を入れるか入れないかで感じ方が大きく変わるということを、
ちゃんと踏まえて使い分けるようにしましょう。
基本的には多くの場所で力を入れずに舌の真ん中でなめた方が、
気持ちいいと感じる女性が多いです。
ひとくちに舌と言っても、使う場所は4つあります。
舌先,舌の真ん中,舌の側面,舌の裏側です。
舌先はポイントをしぼって攻めるときに有効です。
器用に動かせる場所なので、使用頻度は一番高いかもしれませんね。
ただ、敏感な場所を舌先で力を入れて刺激すると、痛いと感じる女性は結構多いです。
あまり強くしすぎないように注意してください。
舌の真ん中はザラザラしているので、
背中などの広い範囲をベロッとなめたりすると気持ちいいです。
ザラザラを有効に使うためにも、基本的には力を抜きましょう。
舌の裏側はヌルヌルしているので、意外と気持ちいいところです。
最も刺激が弱いところなので、クリトリスなどで痛みを感じる女性の場合なんかはここを使います。
舌の側面はザラザラとヌルヌルの境界線上ですので、
両方の感覚が混じった独特の感触がします。
ちょっと変わった刺激を与えたいときに有効です。
このように、同じ場所を刺激するのでも、舌の使い方1つで与える感触は全然違います。
4種類とその硬さのバリエーションを女性の感度や場所に応じて意識して使い分けれたら上級者です。
が、最初からあんまり考えすぎると余計に失敗するので、
まずは“力の入れ方”だけを意識するところからはじめるとよいでしょう。
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