ここまでいろいろな箇所の愛撫法を具体的に紹介してきました。
でも、できるだけ多くの女性に対して失敗の少ないものを紹介するために、ほとんどがソフトな刺激になっています。
「なんだ、どこもかしこもフェザータッチしてればいいのか」「アダムタッチと変わらんじゃないか」と思っている人もいるかもしれません(笑)
せっかく雑誌でも紹介されることですし、この機会に愛撫のバリエーションについて補足しておきます。
このシリーズの最初に紹介したとおり、愛撫には「撫でる」「圧迫」「振動」の3種類があります。
でも、そんなのは人によって言うことが変わるでしょうし、まぁはっきり言ってしまうと分類の基準や名前は何でもいいです。
重要なのは“いろいろな刺激法がある”ことと、そうした“刺激によって与えられる快感が変わるのを常に意識する”ことです。
これまでの部位別愛撫法も基本的なものに重点を置いて紹介していますが、他の刺激を使う余地はいくらでもありますから、いろいろ試してみてほしいです。
(とはいえ、あれでもかなり具体的に書いてあるとは思いますけどね)
さて、そうしたいろいろな刺激の中でも、刺激が強いものほど加減・タイミングが難しくなってきます。
一番弱い「フェザータッチ」ばかり紹介しているのは、それが最もはずれが少ないからなんですね。
「フェザー」→「なでる」→「さする」→「こする」→ …(すべて摩擦を利用した刺激)
「つつく」→「トントンとたたく」→「押す」→ …(すべて圧覚を利用した刺激)
こんな感じで、力が強くなるほど加減は難しくなってきます。
特に難しいのは「つねる」「ひっかく」「爪をたてる」「噛む」といった、痛みをともなう刺激です。
初心者や付き合いが浅い間は、こういう刺激には手を出さないのが賢明です。
でも、結婚してある程度付き合いが長くなってきたり、お互いの年代が高くなってくると、こういう刺激が欠かせなくなってきます。
単純にいつまでも弱い刺激だと慣れがきてしまいやすいというのもあります。
それに若いうちは微妙な刺激にも敏感ですが、年をとると弱い刺激では物足りなくなってきたりしますよね(笑)
なので、ある程度の段階・年齢になったら、適切なタイミングで適切な場所を目がけて少し強めの刺激をする必要が出てきます。
場合によっては「つねる」「ひっかく」「爪をたてる」「噛む」といったことをしていくのもありなんですね。
(あくまでもお互いに経験がある場合で、初心者がするのはやめておきましょう)
前に鎖骨のところで、「鎖骨を噛まされるのが好き」というコメントをいただきましたが、やはり女性によって好みはかなり分かれます。
鎖骨1つとっても、噛むと「くすぐったい」と言う人もいれば、「痛い」という人もいます。
その一方で、はじめから噛んだりつねったりという刺激を快感と感じる女性もいます。
かといって、全ての場所で強い刺激を求めるかといえばそうではなく、鎖骨は強い刺激がいいけど乳首は弱い刺激がいい…なんてこともあります。
そのため、全ての部位で全ての刺激を試していって、反応を見ながら相手が好むものを選択していくというのが最もハズレの少ない方法になります。
これならどんな相手でもはずすことはありません。ただし「試している段階で何度もはずしているだろう」というツッコミも可能ですが(笑)
実際の場面で全ての種類の刺激を試すのは不可能ですから、通常はある程度見込みをつけて刺激をしていくことになります。
もちろんよく分かっていない男性は何も考えずに適当に刺激するわけですが、それでもその男性なりに見込みをつけて刺激していることには違いありません。
この見込みが当たるかどうかが、センスや勘と呼ばれる部分ですね。
そして、誰に対してもこの見込みが当たってしまう人が「センスのいい人」ですし、何も考えなくても自然と見込みが当たってしまう相手が「相性のよい相手」となります。
でも、センスがいい人なんてほとんどいませんし、相性がいい相手と出会える保証なんてどこにもありません。
そもそも相性といっても、こういった「愛撫」の相性もあれば「性器のサイズ・角度」の相性もありますし、他にも「持続時間」の相性や「SやMなどの性癖」の相性まで、いろいろなものがあります。
それら全ての相性が合う相手なんて普通は出会えないでしょう。
ちょっと話がずれますが、イケない・イカせられないで悩むカップルは多いですよね。
でも痛みで悩んでいるカップルから比べたら、お互い気持ちよくセックスできているだけでも幸せですよね。
もっと言うと、2人がお互いに好きで一緒にいて幸せなら、付き合うことさえできない状態から比べたら十分相性がいいと言えます。
なので「相性がよくない」と不満に思うのは筋違いだと思います。
相性が全く合わないのは考え物ですが、「相性が合わない部分がある」くらいだったら、お互いに努力して近づけあうのが本当の姿でしょう。
それに、努力や工夫で何とかならないくらい致命的に相性の合わない人だったら、そもそも恋愛は成立しませんからね。
(まぁ、当初致命的と思ってなかった部分が、長い生活の中で致命的に感じられていくこともあるのが難しいところですが)
話を戻すと、愛撫の強さについてもお互いの歩み寄りが必要です。
いきなり最適な強さで愛撫されたらそんなに嬉しいことはありませんが、なかなかそうはいきませんよね。
なので、最初は弱い刺激でいいんです。下手に強い刺激で痛いよりはずっとマシですからね。
その段階からはじめて、お互いに教えあったり一緒に試したりする中で見つけていけばいいんです。
そうやって相手のことを研究しているうちに、特徴や癖のようなものが見えてきて、そんなに悩まなくてもコツみたいなものが分かるようになってきます。
(ただし、そのコツは相手が変わると通用しなくなることがほとんどなので、前の相手との成功体験を安易に次に持ち込まないようにご注意を)
基本的なことを書いておくと、女性の性感が高いほど強い刺激が好まれますので、最初のうちは弱く、女性が高まるのに合わせて強くしていくようにするとよいです。
最初はフェザータッチがよかったのに、途中からこするくらいの刺激のほうが感じるようになったりするんですね。
性感が高まる前と後では、刺激の強さや加減も全く違ってくるということです。
とはいえ、男性が興奮するのに合わせて刺激を強くしすぎ、女性は途中から痛くて感じるどころではない…というケースも多いです。
強くするといっても最初は本当にわずかな違いですから、初心者のうちはあまり変えないほうが無難です。
(あくまでも、この記事は経験の多いカップルや上の年代向けに書いています)
また、浅いオーガズムしか得られない女性が「高まっている」のと、深いオーガズムが当たり前の女性が「高まっている」のでは全然意味が違ってきます。
相手の開発度が大きく関係してくるんですね。そのため、長い付き合いになると相手の開発度そのものを上げていく努力も必要です。
これは別に女性に限ったことではないので、男性相手に愛撫するときにも意識するとよいでしょう。
やっぱりセックスはお互いに気持ちよくしてあげるものですからね。^^
というわけで、愛撫法の記事については開発度のあまり高くない状態で、しかも「前戯」の段階を想定しているということを頭に入れておいてください。
挿入の真っ最中で相手が感じまくっている状態だったら、全然違う愛撫になってきますからね。
ただ、相手の段階に合わせて刺激を変えていくというのはまさしく開発そのものですから、かなりレベルの高い話になってきます。
いきなりそこを目指すのは無理があるので、まずは丁寧で優しい愛撫をマスターしてください。
実際、そこさえちゃんとできない男性がほとんどですからね。
前戯はお互いに優しくゆっくりと味わいましょう。^^
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このシリーズの最初に紹介したとおり、愛撫には「撫でる」「圧迫」「振動」の3種類があります。
でも、そんなのは人によって言うことが変わるでしょうし、まぁはっきり言ってしまうと分類の基準や名前は何でもいいです。
重要なのは“いろいろな刺激法がある”ことと、そうした“刺激によって与えられる快感が変わるのを常に意識する”ことです。
これまでの部位別愛撫法も基本的なものに重点を置いて紹介していますが、他の刺激を使う余地はいくらでもありますから、いろいろ試してみてほしいです。
(とはいえ、あれでもかなり具体的に書いてあるとは思いますけどね)
さて、そうしたいろいろな刺激の中でも、刺激が強いものほど加減・タイミングが難しくなってきます。
一番弱い「フェザータッチ」ばかり紹介しているのは、それが最もはずれが少ないからなんですね。
「フェザー」→「なでる」→「さする」→「こする」→ …(すべて摩擦を利用した刺激)
「つつく」→「トントンとたたく」→「押す」→ …(すべて圧覚を利用した刺激)
こんな感じで、力が強くなるほど加減は難しくなってきます。
特に難しいのは「つねる」「ひっかく」「爪をたてる」「噛む」といった、痛みをともなう刺激です。
初心者や付き合いが浅い間は、こういう刺激には手を出さないのが賢明です。
でも、結婚してある程度付き合いが長くなってきたり、お互いの年代が高くなってくると、こういう刺激が欠かせなくなってきます。
単純にいつまでも弱い刺激だと慣れがきてしまいやすいというのもあります。
それに若いうちは微妙な刺激にも敏感ですが、年をとると弱い刺激では物足りなくなってきたりしますよね(笑)
なので、ある程度の段階・年齢になったら、適切なタイミングで適切な場所を目がけて少し強めの刺激をする必要が出てきます。
場合によっては「つねる」「ひっかく」「爪をたてる」「噛む」といったことをしていくのもありなんですね。
(あくまでもお互いに経験がある場合で、初心者がするのはやめておきましょう)
前に鎖骨のところで、「鎖骨を噛まされるのが好き」というコメントをいただきましたが、やはり女性によって好みはかなり分かれます。
鎖骨1つとっても、噛むと「くすぐったい」と言う人もいれば、「痛い」という人もいます。
その一方で、はじめから噛んだりつねったりという刺激を快感と感じる女性もいます。
かといって、全ての場所で強い刺激を求めるかといえばそうではなく、鎖骨は強い刺激がいいけど乳首は弱い刺激がいい…なんてこともあります。
そのため、全ての部位で全ての刺激を試していって、反応を見ながら相手が好むものを選択していくというのが最もハズレの少ない方法になります。
これならどんな相手でもはずすことはありません。ただし「試している段階で何度もはずしているだろう」というツッコミも可能ですが(笑)
実際の場面で全ての種類の刺激を試すのは不可能ですから、通常はある程度見込みをつけて刺激をしていくことになります。
もちろんよく分かっていない男性は何も考えずに適当に刺激するわけですが、それでもその男性なりに見込みをつけて刺激していることには違いありません。
この見込みが当たるかどうかが、センスや勘と呼ばれる部分ですね。
そして、誰に対してもこの見込みが当たってしまう人が「センスのいい人」ですし、何も考えなくても自然と見込みが当たってしまう相手が「相性のよい相手」となります。
でも、センスがいい人なんてほとんどいませんし、相性がいい相手と出会える保証なんてどこにもありません。
そもそも相性といっても、こういった「愛撫」の相性もあれば「性器のサイズ・角度」の相性もありますし、他にも「持続時間」の相性や「SやMなどの性癖」の相性まで、いろいろなものがあります。
それら全ての相性が合う相手なんて普通は出会えないでしょう。
ちょっと話がずれますが、イケない・イカせられないで悩むカップルは多いですよね。
でも痛みで悩んでいるカップルから比べたら、お互い気持ちよくセックスできているだけでも幸せですよね。
もっと言うと、2人がお互いに好きで一緒にいて幸せなら、付き合うことさえできない状態から比べたら十分相性がいいと言えます。
なので「相性がよくない」と不満に思うのは筋違いだと思います。
相性が全く合わないのは考え物ですが、「相性が合わない部分がある」くらいだったら、お互いに努力して近づけあうのが本当の姿でしょう。
それに、努力や工夫で何とかならないくらい致命的に相性の合わない人だったら、そもそも恋愛は成立しませんからね。
(まぁ、当初致命的と思ってなかった部分が、長い生活の中で致命的に感じられていくこともあるのが難しいところですが)
話を戻すと、愛撫の強さについてもお互いの歩み寄りが必要です。
いきなり最適な強さで愛撫されたらそんなに嬉しいことはありませんが、なかなかそうはいきませんよね。
なので、最初は弱い刺激でいいんです。下手に強い刺激で痛いよりはずっとマシですからね。
その段階からはじめて、お互いに教えあったり一緒に試したりする中で見つけていけばいいんです。
そうやって相手のことを研究しているうちに、特徴や癖のようなものが見えてきて、そんなに悩まなくてもコツみたいなものが分かるようになってきます。
(ただし、そのコツは相手が変わると通用しなくなることがほとんどなので、前の相手との成功体験を安易に次に持ち込まないようにご注意を)
基本的なことを書いておくと、女性の性感が高いほど強い刺激が好まれますので、最初のうちは弱く、女性が高まるのに合わせて強くしていくようにするとよいです。
最初はフェザータッチがよかったのに、途中からこするくらいの刺激のほうが感じるようになったりするんですね。
性感が高まる前と後では、刺激の強さや加減も全く違ってくるということです。
とはいえ、男性が興奮するのに合わせて刺激を強くしすぎ、女性は途中から痛くて感じるどころではない…というケースも多いです。
強くするといっても最初は本当にわずかな違いですから、初心者のうちはあまり変えないほうが無難です。
(あくまでも、この記事は経験の多いカップルや上の年代向けに書いています)
また、浅いオーガズムしか得られない女性が「高まっている」のと、深いオーガズムが当たり前の女性が「高まっている」のでは全然意味が違ってきます。
相手の開発度が大きく関係してくるんですね。そのため、長い付き合いになると相手の開発度そのものを上げていく努力も必要です。
これは別に女性に限ったことではないので、男性相手に愛撫するときにも意識するとよいでしょう。
やっぱりセックスはお互いに気持ちよくしてあげるものですからね。^^
というわけで、愛撫法の記事については開発度のあまり高くない状態で、しかも「前戯」の段階を想定しているということを頭に入れておいてください。
挿入の真っ最中で相手が感じまくっている状態だったら、全然違う愛撫になってきますからね。
ただ、相手の段階に合わせて刺激を変えていくというのはまさしく開発そのものですから、かなりレベルの高い話になってきます。
いきなりそこを目指すのは無理があるので、まずは丁寧で優しい愛撫をマスターしてください。
実際、そこさえちゃんとできない男性がほとんどですからね。
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※現在休止中です。
Mが入っているから、強い刺激は大好きですが、手をつないでいるときに、掌を優しく指で刺激されるのも大好きです。
年齢を重ねてそれなり?の経験を重ねるうちに、確かに趣向は変化しますね。
でも一番大切なのは、同じ空間にいて心地良いことじゃないかと思います。
一緒にいて癒される相手なら、どんな愛撫も心地良くなるんでしょうね。
お互いにそんな感情を与え合えるといいなぁと思います。
心身共に、満たされるのが一番ですから。
で、ブログで学んだことを応用して。
雑誌は残念ながら、探す勇気がなくて(笑)
ブログで勉強続けます。
これからも、楽しみにしています。
無理なさらないで、継続してくださいね。
(ワガママな要求ですみません^^;)