手懸け（てがけ）

＜体位のとり方＞

イスを使ってする背面座位です。

１．男性はイスに座ります。
２．女性は男性に背中を向けて膝の上に座ります。
３．そのまま挿入します。

体育座りで床に座ってする体位も抱き地蔵と呼ぶみたいです。
でもそれだと普通の対面座位と変わらないので、あんまり意味がない気が…。＾＾；
なので、ここではイスに座るほうを抱き地蔵と呼ぶことにします。


＜上達のヒント＞

対面座位の抱き地蔵とあまり違わないような感じですが、実際は安定感が全然違います。
対面の場合だと女性は男性につかまることで安定するんですが、背面だとつかまる場所がないんですね。
なので、膝とかイスとかにつかまりはするもの、やっぱりかなり不安定になります。

そこで不安定さを楽しめるような女性ならいいんですが、快感に集中できなくなってしまう女性も多いので気をつけてください。
男性はあまり不安にならないようバランスが崩れにくい小さな動きにしておくか、安心できるようにしっかりと支えてあげましょう。
それか腕力を鍛えて、女性が全力でもたれかかっても安定できるくらいだといいですね。


それと、意外とこの体位は対面よりも挿入が浅くなりやすいです。
かなりの下付きならいいんですが、普通の位置だと女性が前傾しないと挿入するのも難しいです。
でも前傾姿勢は女性がつらいですし、そのままだと不安定で動くこともままなりません。

なので、スムーズに深く挿入しようと思ったら、男性は腰を前に出すように座ります。
そのときは背中を背もたれに押しつけて支えるようにすると動きやすくなります。
ただそうすることでかわりにバランスが不安定になってしまうんですよね。＾＾；
そこは上の話と関係してくるところなので、工夫していい落としどころを見つけてください（笑）



＜もっと楽しむためには…＞

対面座位のように抱き合えないので女性側の精神的な満足度は下がりがちです。
ただ、対面の抱き合うような密着感は無理でも後ろから包み込むような密着感が楽しめますよね。
これはこれでなかなか効果的なので使わない手はありません。

それと愛撫についてはこちらのほうがしやすいです。
男性は両手が自由なので、バストへの愛撫もクリトリスへの愛撫も自由自在ですよね。
唇を使ってキスや首筋などを愛撫し、片手で体を支えながらバストを愛撫し、もう片方の手でクリトリスを攻め、ペニスで中のスポットを刺激するとかの複合技も簡単にできます。

あとは背中への愛撫がしやすいのもメリットです。
対面座位と違って背中がくっきり丸見えなので、普段はなかなかできない背中への愛撫を自由に楽しみたいですね。
ただ、背中のケアまで行き届いていない女性は多いのでそこは大目に見てあげてください（笑）
（それを予期して嫌がる女性もいるので要注意です）


ちなみに、こちらも車の中で使えます。

しかも車の中だと近くに女性がつかめるものがたくさんあるのでバランスも安定しやすくなります。
後部座席なら女性は前の座席に抱きつくようにして自分の体を支えられるので意外と動きやすいです。
天井が低い車だと頭を打たないか心配なのでそこは気をつけてくださいね（笑）






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