青少年の性交経験率

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いたるところで話題になるのが、初体験の時期ですね。

まるで若いうちにセックスするのが当たり前のことだと誤解をしている人も多く、
経験がないことを恥ずかしいという間違った思いをする人もたくさんいます。

最新の調査結果が手に入ったので、ここで紹介しましょう。

（最新というのはメルマガ掲載当時です）

この世界では有名で、いろいろな本のデータとして引用もされているのが、
日本性教育協会が行っている青少年の性行動全国調査ですね。
その２０１１年度の調査報告です。

まずは論より証拠、性交経験率を書き並べてみましょう。
（比較のために、左から１９９９年、２００５年、２０１１年です）

　中学男子　　３.９％　　３.６％　　３.８％
　高校男子　２６.５％　２６.６％　１５.０％
　大学男子　６２.５％　６３.０％　５４.４％

　中学女子　　３.０％　　４.２％　　４.８％
　高校女子　２３.７％　３０.０％　２３.６％
　大学女子　５０.５％　６２.３％　４６.８％

なんと意外なことに、２００５年と比べて２０１１年のほうが減っています。
しかもかなり大きな減り方ですね。

大学生の平均年齢は２０～２１歳なので、成人の経験率と思ってもいいでしょう。
もちろん大学生以外の同世代のほうが性交経験率は高いと予想されるんですが、
大学進学率もかなり上がっているのでかなり実態に近い数字だと思います。

こうして見ると、２０歳前後でも経験率は５０％あるかないかです。
これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、
２人に１人なんですから、悩むほどではないのは間違いありません。

まだ２０歳になるかならないかくらいの若さで、
「周りの中で、私だけまだ経験が無いんです」と相談してくる女性もいますが、
いかに噂やマスコミに踊らされているかが分かると思います。

周りがみんなしているように見えても、半分以上は嘘をついているんですね（笑）

また、中学や高校までは女子のほうが早熟ですが、
大学では男女で逆転しているのが分かると思います。
大学でデビューする人は多いですが、女子よりも男子のほうが多いようですね。

ただ、これがパートナーとなのか風俗なのかは謎ですが…。＾＾；
（男子の異常な伸び具合から考えて、風俗の率もある程度ありそうです）

高校生にいたっては焦ってするのが馬鹿らしいほどで、
高校生のセックスが当たり前のように取り沙汰されていますが、
２００５年で３～４分の１、２０１１年では４～６分の１と、
実際は圧倒的に少数派であることが分かると思います。

これだけ激減している流れで見ると、
経験が早い＝軽率で尻軽という見方をされてもおかしくありません。
決して、経験が遅いことは恥ずかしいことではないんですね。

要するに、そんなに慌ててセックスしなくていいということです。＾＾

ちなみに、今回の数字は１９９３年当時の数字と同じくらいです。

今の中学生や高校生が大学生になることを考えると、
もしかするとこの調子でさらに減っていくかもしれませんね。

減った原因はいろいろと考えられますが、
それはまた専門家の詳しい分析を待ってからにしましょう。

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