前回は、性の悩み相談ができる場所の紹介でした。
今回は、相談する上での注意点などの紹介です。
相談に答える立場から、率直なところを書いてみますね。
無料・有料のどちらにも言えることですが、
正しい回答・満足のいく回答が得られるかは回答者次第です。
これは回答者の力量や相談者との相性もありますが、単純に専門分野の問題が大きいです。
回答者にも専門分野や得意分野がありますから、それに合う内容であればよい回答が期待できますし、そうでなければ期待はずれの回答がくることもあるでしょう。
性に関する相談は、大きく分けて3種類あります。
(境目が微妙なものもありますが、大目に見てください)
1つ目は「体」に関する悩みです。
主に身体の異常や専門知識に関わる内容ですね。
性病、避妊、生理の異常、痛み、早漏・遅漏、勃起不全、不感症などがあります。
早漏や遅漏などは精神的なものも絡んできますが、変化が出るのは体です。
2つ目は「心」に関する悩みです。
彼にどう思われているか不安、セックスレスになってしまった、
フェラやクンニに抵抗がある、まだセックスしたくない…などですね。
体に何らかの異常があるわけではなく、自分の受け止め方や価値観に関わる問題です。
3つ目は「テクニック」に関する悩みです。
イケない、イカせられない、感じてもらえない、動き方が分からない、
どう進めてよいか分からない、彼・彼女を喜ばせたい…などですね。
「体」に関する悩みは、専門の医師に相談するのが理想です。
特に女性は、信頼できるかかりつけの婦人科医を見つけておくとよいでしょう。
また、自分で日頃から正しい知識を勉強をすることも大切です。
というのは、厳密な意味での「性の専門医」は身近にほとんどいないからです。
(上で出てきた性科学会の医師がそれですが、数は極めて少ないです)
相談の内容にもよりますが、下手な医師に聞くよりは自分で調べたほうが正しいこともありますからね。^^;
ただし、テクニックが原因の不感症や痛みもあり、それらは仮に性の専門医に相談しても解決するわけではありません。
また、医師によって治療法・見解が分かれることがあるのも要注意です。
「心」に関する悩みは、カウンセラーの出番です。
カウンセリングによって、種々の「不安」を取り除くことが期待できます。
(カウンセラー的資質を備えた医師なら、体と心の両方をバランスよく診てくれます)
とはいうものの、基本的には彼・彼女との関係の中で起こる問題ですから、よく話しあってお互いの理解を深めることが大前提です。
その上で、信頼できるカウンセラーに依頼しましょう。
また、セックスレスも夫婦対象のカウンセリングで改善することがあります。
もちろん、全然効果がないこともありますが(笑)
そのあたりはカウンセラーの持つ力量や、カウンセラーとの相性も大きく関係してきますから、身近でよいカウンセラーを見つけてくださいね。
ただし、知識やテクニックがないために生まれる「不安」もありますから、
最低限の正しい知識・テクニックを持った相手に相談することも大切です。
一般的なカウンセラーに性の知識があるかというと、全然そうではないですからね。
「テクニック」に関する悩みは、上手な人に相談するのが無難でしょう。
いくら正しい知識があっても実体験が伴わなくては全く意味がないので、
こういった内容を医師やカウンセラーに相談するのは完全に間違いです。
ただし、痛みや不感症・イケないなどはテクニックだけでなく、体の異常や心の問題を抱えているケースもあります。
テクニックを極めれば全て解決する…というわけでもないんですね。
逆に「体」や「心」の問題に見えて、実はテクニックが原因のこともあります。
特に、痛みや早漏・遅漏、不感症、不安や抵抗感などはそうですよね。
この「テクニックで解決する問題か、心や体の問題か」の見極めが非常に難しいところです。
医師に相談しても全然解決せず、実は単にテクニック不足が原因だった…
いくらテクニックを改善しても痛みが減らず、実は子宮関連の病気だった…
なんてことは、どちらもありうることです。
相談する際には、3つのどの分野かを自分なりに分析しておきましょう。
そうすれば、より最適な相手に相談することができます。
そして、回答者にも得意・不得意がありますから、
それを見込んで相談するのがベストです。
一般人に専門知識を聞いてもアテにはならないですよね。
掲示板などで専門知識を求めても、残念ながら医師は書き込んでくれません。
「体」の不安であれば、病院に行くのが一番です。
逆に、医師にテクニックを聞いてもあまり意味がないのは分かりますよね。
「イケないんです」なんて婦人科医に相談しても、「そんなの、私もイケないわよ」と心で思っているかもしれません(笑)
ちゃんとした本で調べたり、テクニックのある人に聞くほうがよいです。
とはいえ、3つの中のどの原因か判断がつかないケースも多いですよね?
実際、2つ以上が入り交じっていることもよくあります。
そういう場合は、3つの分野を全て完璧に身につけている人に相談するのが一番よいということになります。
が、残念ながらそういう人は存在しません。
医師であり、カウンセラーであり、セックスの達人であるなんて、どう考えても全てを満たすのは無理があります(笑)
実際、カウンセリング能力の高い医師という2つの条件を満たす人でさえ、めったに出会えないですよね。
それにセックスの達人の医師とか、少なくとも私は嫌です。
そんなこと研究している時間があったらもっと医学を勉強してほしいですから(笑)
なので、掲示板でいろいろな人から意見を聞いてみるのは1つの手です。
そうやって原因を特定させてから、それぞれの専門家に聞くわけですね。
以上のことは、私に相談する場合も忘れないでください。
全てに通じた人間は絶対にいませんから、私に聞く場合もメリット・デメリットはあります。
自分で自分を分析すると・・・
「体」の知識はそこそこですが、専門医には遠く及ばないですね。
「心」はわりと専門に近いでしょうが、現役カウンセラーには劣ります。
「テクニック」は一定レベルありますが、達人というほどではないですね。
(テクニックについては、一般的に言うセックスの達人のように日々セックスに情熱を燃やしたり、究極の快感・快楽を追求しているわけではありません。あくまでも女性が喜ぶ、かつ、お互いに心から満たされるようなセックスを追求したいだけですので)
なので、どの分野も「真の専門家」には劣りますが、どれか1つに偏重していない分だけバランスはよいと思います。
つまり、原因が特定されていないような場合や、複数の原因が絡み合っているような場合には強いのでしょうね。
そういう意味では「回答者向き」と言えるでしょうか(笑)
原因が全く分からない人に対して、情報提供する中で頭を整理するのにはわりと役立つと思います。
逆に、原因がはっきり分かっているなら、各専門家に聞いたほうがよい場合が多いということですね。
(実際メール相談でも素直にそうやって言ってしまうわけですが)
私は自分に聞くのが最適などとは全く思っていませんし、そんな自信は毛頭ありません(笑)
あくまでも性で悩み困っている人にとって、気軽に相談できる場所という選択肢の1つを提供しているだけです。
それぞれの選択肢でそれぞれのよさがあるものです。
掲示板など、その他の相談場所も含めて上手にご利用ください。^^
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無料・有料のどちらにも言えることですが、
正しい回答・満足のいく回答が得られるかは回答者次第です。
これは回答者の力量や相談者との相性もありますが、単純に専門分野の問題が大きいです。
回答者にも専門分野や得意分野がありますから、それに合う内容であればよい回答が期待できますし、そうでなければ期待はずれの回答がくることもあるでしょう。
性に関する相談は、大きく分けて3種類あります。
(境目が微妙なものもありますが、大目に見てください)
1つ目は「体」に関する悩みです。
主に身体の異常や専門知識に関わる内容ですね。
性病、避妊、生理の異常、痛み、早漏・遅漏、勃起不全、不感症などがあります。
早漏や遅漏などは精神的なものも絡んできますが、変化が出るのは体です。
2つ目は「心」に関する悩みです。
彼にどう思われているか不安、セックスレスになってしまった、
フェラやクンニに抵抗がある、まだセックスしたくない…などですね。
体に何らかの異常があるわけではなく、自分の受け止め方や価値観に関わる問題です。
3つ目は「テクニック」に関する悩みです。
イケない、イカせられない、感じてもらえない、動き方が分からない、
どう進めてよいか分からない、彼・彼女を喜ばせたい…などですね。
「体」に関する悩みは、専門の医師に相談するのが理想です。
特に女性は、信頼できるかかりつけの婦人科医を見つけておくとよいでしょう。
また、自分で日頃から正しい知識を勉強をすることも大切です。
というのは、厳密な意味での「性の専門医」は身近にほとんどいないからです。
(上で出てきた性科学会の医師がそれですが、数は極めて少ないです)
相談の内容にもよりますが、下手な医師に聞くよりは自分で調べたほうが正しいこともありますからね。^^;
ただし、テクニックが原因の不感症や痛みもあり、それらは仮に性の専門医に相談しても解決するわけではありません。
また、医師によって治療法・見解が分かれることがあるのも要注意です。
「心」に関する悩みは、カウンセラーの出番です。
カウンセリングによって、種々の「不安」を取り除くことが期待できます。
(カウンセラー的資質を備えた医師なら、体と心の両方をバランスよく診てくれます)
とはいうものの、基本的には彼・彼女との関係の中で起こる問題ですから、よく話しあってお互いの理解を深めることが大前提です。
その上で、信頼できるカウンセラーに依頼しましょう。
また、セックスレスも夫婦対象のカウンセリングで改善することがあります。
もちろん、全然効果がないこともありますが(笑)
そのあたりはカウンセラーの持つ力量や、カウンセラーとの相性も大きく関係してきますから、身近でよいカウンセラーを見つけてくださいね。
ただし、知識やテクニックがないために生まれる「不安」もありますから、
最低限の正しい知識・テクニックを持った相手に相談することも大切です。
一般的なカウンセラーに性の知識があるかというと、全然そうではないですからね。
「テクニック」に関する悩みは、上手な人に相談するのが無難でしょう。
いくら正しい知識があっても実体験が伴わなくては全く意味がないので、
こういった内容を医師やカウンセラーに相談するのは完全に間違いです。
ただし、痛みや不感症・イケないなどはテクニックだけでなく、体の異常や心の問題を抱えているケースもあります。
テクニックを極めれば全て解決する…というわけでもないんですね。
逆に「体」や「心」の問題に見えて、実はテクニックが原因のこともあります。
特に、痛みや早漏・遅漏、不感症、不安や抵抗感などはそうですよね。
この「テクニックで解決する問題か、心や体の問題か」の見極めが非常に難しいところです。
医師に相談しても全然解決せず、実は単にテクニック不足が原因だった…
いくらテクニックを改善しても痛みが減らず、実は子宮関連の病気だった…
なんてことは、どちらもありうることです。
相談する際には、3つのどの分野かを自分なりに分析しておきましょう。
そうすれば、より最適な相手に相談することができます。
そして、回答者にも得意・不得意がありますから、
それを見込んで相談するのがベストです。
一般人に専門知識を聞いてもアテにはならないですよね。
掲示板などで専門知識を求めても、残念ながら医師は書き込んでくれません。
「体」の不安であれば、病院に行くのが一番です。
逆に、医師にテクニックを聞いてもあまり意味がないのは分かりますよね。
「イケないんです」なんて婦人科医に相談しても、「そんなの、私もイケないわよ」と心で思っているかもしれません(笑)
ちゃんとした本で調べたり、テクニックのある人に聞くほうがよいです。
とはいえ、3つの中のどの原因か判断がつかないケースも多いですよね?
実際、2つ以上が入り交じっていることもよくあります。
そういう場合は、3つの分野を全て完璧に身につけている人に相談するのが一番よいということになります。
が、残念ながらそういう人は存在しません。
医師であり、カウンセラーであり、セックスの達人であるなんて、どう考えても全てを満たすのは無理があります(笑)
実際、カウンセリング能力の高い医師という2つの条件を満たす人でさえ、めったに出会えないですよね。
それにセックスの達人の医師とか、少なくとも私は嫌です。
そんなこと研究している時間があったらもっと医学を勉強してほしいですから(笑)
なので、掲示板でいろいろな人から意見を聞いてみるのは1つの手です。
そうやって原因を特定させてから、それぞれの専門家に聞くわけですね。
以上のことは、私に相談する場合も忘れないでください。
全てに通じた人間は絶対にいませんから、私に聞く場合もメリット・デメリットはあります。
自分で自分を分析すると・・・
「体」の知識はそこそこですが、専門医には遠く及ばないですね。
「心」はわりと専門に近いでしょうが、現役カウンセラーには劣ります。
「テクニック」は一定レベルありますが、達人というほどではないですね。
(テクニックについては、一般的に言うセックスの達人のように日々セックスに情熱を燃やしたり、究極の快感・快楽を追求しているわけではありません。あくまでも女性が喜ぶ、かつ、お互いに心から満たされるようなセックスを追求したいだけですので)
なので、どの分野も「真の専門家」には劣りますが、どれか1つに偏重していない分だけバランスはよいと思います。
つまり、原因が特定されていないような場合や、複数の原因が絡み合っているような場合には強いのでしょうね。
そういう意味では「回答者向き」と言えるでしょうか(笑)
原因が全く分からない人に対して、情報提供する中で頭を整理するのにはわりと役立つと思います。
逆に、原因がはっきり分かっているなら、各専門家に聞いたほうがよい場合が多いということですね。
(実際メール相談でも素直にそうやって言ってしまうわけですが)
私は自分に聞くのが最適などとは全く思っていませんし、そんな自信は毛頭ありません(笑)
あくまでも性で悩み困っている人にとって、気軽に相談できる場所という選択肢の1つを提供しているだけです。
それぞれの選択肢でそれぞれのよさがあるものです。
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