ハイリスク型HPVが、女性の子宮頚ガンの原因になることを説明してきました。
でも、女性のガンの原因になるなら、男性のガンの原因になってもおかしくないですよね?
今日はその点についてです。
<ハイリスク型HPVの男性への影響>
実はこれはまだよく分かっていません。
とりあえず「陰茎癌」の原因になるのは間違いないらしいのですが、
陰茎癌に進行する事例が極めて少ないので、確率的にほぼ無視して構わない程度です。
「咽喉癌」「舌癌」の原因になるという発表が先日ありましたが、
これについても調査の標本数が少ないですし、まだ厳密な因果関係ははっきりとしていません。
おそらく、今後明かされてくることでしょう。
とりあえず子宮頸癌の原因になるくらいですから、
咽喉癌や舌癌の原因になってもおかしくないでしょう。
それでも、確率は上と同じ理屈で1000分の1かそれ以下だと推測されます。
<男性のハイリスク型HPVの検査法>
また、女性のHPV検査法は確立されていますが、
男性の検査法はまだはっきりと確率されていません。
ネット上でもほとんどが女性向けの検査になっていて、
実際の医療機関でも男性の検査はほとんど実施していません。
女性と同じ検査は可能なのですが、女性と同じやり方で実施しても、
それが意味があるかないかさえ分からないからですね。
また、仮に感染していることが分かったとしても、
治療薬もなければ、その後の詳細な検査法もありません。
結局「放置」するしかないため、検査は完全に気休めにしかなりません(苦笑)
「男性は気づきにくい」どころか、「男性は感染しても気にしなくていい」という意見が主流なくらいです。
何だか無責任ですよね。^^;
「そうはいっても男性から女性に感染させてはいかんだろう…」と個人的には思いますが、
検査も当てにならない、治療法もないでは、手の打ちようがないというのが現実です。
なので、一番いいのは感染の可能性を減らすことで、
つまりはできるだけ無駄なセックスを避けることです。
処女と童貞同士の関係であれば、HPVの可能性はほぼゼロですからね。
もちろん、キス経験もゼロで、浮気や風俗も一切なしが前提ですよ(笑)
まぁ現実的にそれは難しいですが、経験数が増えれば増えるほど危険度が増すので、
できるだけ無駄なセックスはしないほうがいいという話になります。
その上で、やはりパートナーに定期的な検査を勧めるのが一番だと思います。
男性はまともに検査を受けられないのが現状ですから、女性に受けてもらうしかありません。
検査を受ければ、仮に感染していたとしても早期発見で治療の見込みが高まります。
ついでに、その他の性病の検査を自分も一緒に受けてみてください。
女性だけではずるいですからね。
きっと安心してもらえると思いますよ。^^
<追記>
今回はHPVについて詳しく書いてみました。
日本ではあまり知られていない内容ですし、
しかも最近になって研究が進んでいる分野というのもあって、
今回は私もいろいろ調べたり勉強しながらの記事作成となりました。
でも、とりあえず現時点では最新の情報が書けたと思います。
(メルマガ配信時点:2010年1月)
すでに書いたように、男性のHPVについてはほぼ「不明」ですし、
感染経路や継続感染の仕組みなどもよく分かっていません。
「型」についても、まだ全てが見つかったわけではないのが現状です。
個人的に引っかるのは、例えばキスで感染するのはまず間違いないとして、
上皮感染である以上、キスでは口腔内にしか感染しないはずですから、
それが子宮頸癌につながるかは正直疑問が残ります。
まぁ今のオーラルセックス全盛の時代だと、
口に感染すればフェラやクンニを通して確実に性器にも感染するでしょうから、
そういう意味では感染すると考えて間違いないわけですが(笑)
また上皮感染なので免疫が記憶されず、同じ型に何度も感染するわけですが、
自然治癒に2~3年もかかってしまうということは、
カップルのどちらかが感染している場合だと、
ピンポン感染が起こって永遠に感染し続けるのか…という疑問もあります。
このあたりについて、専門の方がいたら教えてほしいです。
(専門家以外の方の独断はいりませんが。^^;)
HPVに関しては、これから順番に解明が進んでいくことでしょう。
最新情報は常に仕入れていきたいと思います。
また何か新しい発表などがあったら、記事にしてお知らせしますね。
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<ハイリスク型HPVの男性への影響>
実はこれはまだよく分かっていません。
とりあえず「陰茎癌」の原因になるのは間違いないらしいのですが、
陰茎癌に進行する事例が極めて少ないので、確率的にほぼ無視して構わない程度です。
「咽喉癌」「舌癌」の原因になるという発表が先日ありましたが、
これについても調査の標本数が少ないですし、まだ厳密な因果関係ははっきりとしていません。
おそらく、今後明かされてくることでしょう。
とりあえず子宮頸癌の原因になるくらいですから、
咽喉癌や舌癌の原因になってもおかしくないでしょう。
それでも、確率は上と同じ理屈で1000分の1かそれ以下だと推測されます。
<男性のハイリスク型HPVの検査法>
また、女性のHPV検査法は確立されていますが、
男性の検査法はまだはっきりと確率されていません。
ネット上でもほとんどが女性向けの検査になっていて、
実際の医療機関でも男性の検査はほとんど実施していません。
女性と同じ検査は可能なのですが、女性と同じやり方で実施しても、
それが意味があるかないかさえ分からないからですね。
また、仮に感染していることが分かったとしても、
治療薬もなければ、その後の詳細な検査法もありません。
結局「放置」するしかないため、検査は完全に気休めにしかなりません(苦笑)
「男性は気づきにくい」どころか、「男性は感染しても気にしなくていい」という意見が主流なくらいです。
何だか無責任ですよね。^^;
「そうはいっても男性から女性に感染させてはいかんだろう…」と個人的には思いますが、
検査も当てにならない、治療法もないでは、手の打ちようがないというのが現実です。
なので、一番いいのは感染の可能性を減らすことで、
つまりはできるだけ無駄なセックスを避けることです。
処女と童貞同士の関係であれば、HPVの可能性はほぼゼロですからね。
もちろん、キス経験もゼロで、浮気や風俗も一切なしが前提ですよ(笑)
まぁ現実的にそれは難しいですが、経験数が増えれば増えるほど危険度が増すので、
できるだけ無駄なセックスはしないほうがいいという話になります。
その上で、やはりパートナーに定期的な検査を勧めるのが一番だと思います。
男性はまともに検査を受けられないのが現状ですから、女性に受けてもらうしかありません。
検査を受ければ、仮に感染していたとしても早期発見で治療の見込みが高まります。
ついでに、その他の性病の検査を自分も一緒に受けてみてください。
女性だけではずるいですからね。
きっと安心してもらえると思いますよ。^^
<追記>
今回はHPVについて詳しく書いてみました。
日本ではあまり知られていない内容ですし、
しかも最近になって研究が進んでいる分野というのもあって、
今回は私もいろいろ調べたり勉強しながらの記事作成となりました。
でも、とりあえず現時点では最新の情報が書けたと思います。
(メルマガ配信時点:2010年1月)
すでに書いたように、男性のHPVについてはほぼ「不明」ですし、
感染経路や継続感染の仕組みなどもよく分かっていません。
「型」についても、まだ全てが見つかったわけではないのが現状です。
個人的に引っかるのは、例えばキスで感染するのはまず間違いないとして、
上皮感染である以上、キスでは口腔内にしか感染しないはずですから、
それが子宮頸癌につながるかは正直疑問が残ります。
まぁ今のオーラルセックス全盛の時代だと、
口に感染すればフェラやクンニを通して確実に性器にも感染するでしょうから、
そういう意味では感染すると考えて間違いないわけですが(笑)
また上皮感染なので免疫が記憶されず、同じ型に何度も感染するわけですが、
自然治癒に2~3年もかかってしまうということは、
カップルのどちらかが感染している場合だと、
ピンポン感染が起こって永遠に感染し続けるのか…という疑問もあります。
このあたりについて、専門の方がいたら教えてほしいです。
(専門家以外の方の独断はいりませんが。^^;)
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※現在休止中です。
やはり、男性より女性の方が大変なのだなと思いました。
今回の症例も、女性は重度な症状なのに男性は何の症状もないとか…。
世知辛い世の中ですね。
本当に彼女を大切にせねば!!と改めて感じた今日この頃です(笑)