性病はSTD(Sexually Transmitted Disease)ともいい、日本では600万人が感染しているといいます。
総人口からすると6%程度ですが、高齢者や小学生以下の人口を引くと、10%は軽く超える計算になります。
10~20代の若い世代では、10~20%くらいの割合で何らかの性病にかかっている可能性があるとも言われています。
実際、性病は潜伏期間が長かったり、人によっては症状が出ないものもあるので、検査しない限り自覚できないので発見が遅れがちです。
そう考えると、上の数字以上の可能性もあるわけですから、かなり怖い状況になっていると言えるでしょう。
性病を防ぐには、性病ががどこから移るかを知っておく必要があります。
主な感染経路はこの3つです。
1.血液
2.粘膜
3.体液(精液、愛液など。唾液は移るものと移らないものがある)
空気感染するような性病はないですし、
普通に皮膚と皮膚がふれあっただけで感染するものもほとんどありません。
この1~3にふれなければ、感染の可能性はほとんとないわけですね。
例えばセックス中の行為でいうと、普通のキス、軽いペッティング(胸をさわるなど)、抱きしめるなどでは感染しません。
フェラは口腔粘膜とペニスの粘膜がふれますし、カウパー腺液や精液が出ればもちろん感染します。
クンニも同様に、口腔粘膜と女性器がふれますし、愛液が直接触れますね。
なので、オーラルセックス(口でするもの)は高確率で感染するということです。
素股(スマタ)も同様に、ペニスと女性器が接触しますし、多少離したとしてもローションに愛液が混ざれば感染します。
最も危険な挿入は粘膜同士がこすれあう上に、体液も触れます。
中出しをすることがどれだけ危険かも分かりますよね?
また血液についてですが、これは感染確率が数倍に跳ね上がります。
単純に粘膜が精液にふれるのと血液にふれるのを比べたら、血液の方がはるかに危険だということです。
なので、フェラをしたときに口内炎があったりすると、危険度は上がります。
ペニスがヒリヒリする…というときは、皮膚に見えない小さな傷がついているわけですから、当然危険です。
そういうわけなので、生理中などはとてつもなく危険なわけですね。
「生理中は妊娠しない」という情報に踊らされている人も多いと思いますが、性病に関してはとてつもない危険期間なので、安全な人でない限りできるだけやめておきましょうね。
そもそもニオイやオリモノの処理などで嫌がる人も多いとは思いますが(笑)
以上のことから、オーラルセックスをしないで、コンドームを使うというのが最も無難で確実な性病予防になります。
逆に膣外射精とか、ピルを使ったりというのは、まったく予防行為になっていません。
風俗などでも生でフェラやスマタをされたら、可能性はかなりあると思って間違いないです。
そして注意したいのが、自分が大丈夫でも相手が性病を持っているケースがあるということです。
たとえ処女でも、彼が風俗などで過去に病気をもらっていれば、初めてのセックスで性病感染…という悲惨なことも起こりえます。
彼が大丈夫でも、彼の元彼女が性病を持っていたら、彼も持っているかもしれないわけです。
男性は発病しないが、女性は発病する…というタイプの性病もあるので、お互い童貞・処女でオーラルセックスさえしたことがないという状態でない限りは、性病のリスクは常についてまわるということですね。
極端な話、輸血で感染する可能性もいまだにゼロではないですから、セックスにまったく興味のない幼児でも感染しうるわけです。
そういう意味でも、コンドームを使うというのは重要になってきます。
それではいったいどんな性病があるのか。
順に見ていきましょう。
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