<質問>
オナニーをすると身長が伸びるのが止まるって聞いたんですけど本当ですか?
今中学三年生です。
中学ニ年生からオナニーをやり始めて、1日1~3回位のペースでやってます。
順調に身長が伸びてたんですけど、173cmで止まってます。
オナニーと関係ありますか?
身長が伸びる方法ありますか?
(10代男性)
<回答>
結論から言うと、オナニーと身長に科学的な関連性はありません。
「オナニーをすると男性ホルモンの分泌が盛んになり、
成長ホルモンの分泌が止まって身長が伸びなくなる」
そんな理屈をつける人が多いですが、実際にはそんなことはありません。
思春期になると成長ホルモンが盛んに分泌されます。
その後、成長ホルモンが止まった頃に男性ホルモンが盛んになります。
男性ホルモンが出ると性欲も高まりますので、オナニーの回数も増えがちです。
つまり、成長が止まった頃にオナニーしたくなるということですね。
でも実際は、オナニーをたくさんする前から成長は止まっているんです。
オナニーがしたくなってどんどんするようになると、
ちょうど成長が止まるタイミングがやって来るので、
まるでオナニーが原因で成長が止まってしまったように錯覚するわけです。
ここでオナニーをやめても、成長ホルモンが復活するということはありません。
オナニーを我慢しても大して意味はないということです。
また昔の栄養摂取量が少ない時代だと、必要な精液中の栄養素のうち、
成長に関連するもの(アミノ酸など)が十分に補給できないため、
成長を阻害する原因になっていた可能性はもしかしたらあるかもしれません。
が、これも今の時代では考えられないことです。
この「オナニーをすると身長が止まる」と似たものに、
「わき毛が生えると身長が止まる」というのがあります。
成長ホルモンが止まって男性ホルモンの分泌が活発になると、
わき毛の成長が促進されるようになります。
つまり成長ホルモンが止まる頃にわき毛が多く生えてくるわけですね。
別にわき毛が生えたから成長が止まるわけではありません。
これは上のオナニーの話と同じで、
原因と結果を逆にとらえてしまっていることからくる誤解です。
こういった誤解はよくあるので注意しましょう。
例えば「乳首を強くゴシゴシこすったら、女性がすごく感じた」とします。
でもこれはたまたま相手の女性が感じやすい女性だったか、
強い刺激を好む女性だっただけで、普通ではなかなかありえません。
この場合「感じやすい女性だったから、その刺激で感じた」が正解で、
「その刺激がよかったから、女性が感じた」は不正解です。
強い刺激が原因となってすごく感じたわけではなく、
もともと感じやすいために、結果的として強い刺激でも感じたわけですね。
ここでも原因と結果が逆になっていますよね?
自分に都合よく順番を入れ替えることで、全く違う意味になってしまうんです。
セックス中の勘違いにも、この「原因と結果の入れ替え」がよくありますが、
これは日常生活でもよくしがちなミスですから、
心当たりのある人などは気をつけてみてくださいね。
なお、最後の「身長が伸びる方法」については、
性の悩み相談と全く関係ありませんので、割愛させていただきます。
…ですが、メルマガなのであえて触れてみます(笑)
身長を決めるのは大部分が「遺伝」であると言われています。
あとは「十分な睡眠」「適度な運動」「バランスの取れた栄養」ですね。
この中で「遺伝」については、残念ながら自分ではどうにもなりません。
残りの、自分で努力できるものを改善していきましょう。
「十分な睡眠」についてですが、
成長ホルモンは夜の10~2時に最も多く分泌されます。
つまり、この時間に寝ているかどうかが重要になるわけですね。
また、過度の筋肉が身長の阻害になるという説もありますが、
だからといって運動をしないのは絶対にマイナスです。
大事なのは“適度”な運動ですが、今の若者は運動不足の人が多いですから、
そのあたりを踏まえて運動量を考えましょう。
栄養については、実際に今の子供の平均身長が親の世代よりも高いのは、
昔よりも食生活が改善(欧米化)したことが大きいと言われています。
問題は「肥満児」も増えてしまったことですね。
今の時代、本当の意味でバランスよく食べるのは至難の業です。
かといって、若いうちからサプリや機能食に頼るのも考えものです。
給食ではないですが、自然食でバランスよく栄養が取れるとよいですね。
こうやって挙げていくと、基本的なことばかりで大した方法はないですね(笑)
他には、昔で言うと骨や筋肉を引っ張る機械がありましたし、
今で言うとヨガやストレッチなどがありますが、
こうした「伸ばす」方法は一時的な結果に終わることが多いです。
バレーやバスケをすると身長が伸びるというのも、
残念ながら科学的な根拠のない迷信です。
(これも原因と結果が逆になったものですね)
まぁ、身長が自在に調節できる方法があれば、
それを発見した人は確実に億万長者になれるでしょう。
逆に言えば、そういう方法はまだ無いということですね(笑)
小さなことですが、基本的なことを頑張ってください。
なお、科学的な根拠がないというだけですので、完全に否定はできません。
迷信・俗説として信じたいのであれば個人の自由です。
「ウソから出たマコト」という言葉もあるように、
時に思い込みが真実を作ってしまうこともありますからね。
実際にプラシーボ(偽薬)効果などもあることですしね(笑)
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<回答>
結論から言うと、オナニーと身長に科学的な関連性はありません。
「オナニーをすると男性ホルモンの分泌が盛んになり、
成長ホルモンの分泌が止まって身長が伸びなくなる」
そんな理屈をつける人が多いですが、実際にはそんなことはありません。
思春期になると成長ホルモンが盛んに分泌されます。
その後、成長ホルモンが止まった頃に男性ホルモンが盛んになります。
男性ホルモンが出ると性欲も高まりますので、オナニーの回数も増えがちです。
つまり、成長が止まった頃にオナニーしたくなるということですね。
でも実際は、オナニーをたくさんする前から成長は止まっているんです。
オナニーがしたくなってどんどんするようになると、
ちょうど成長が止まるタイミングがやって来るので、
まるでオナニーが原因で成長が止まってしまったように錯覚するわけです。
ここでオナニーをやめても、成長ホルモンが復活するということはありません。
オナニーを我慢しても大して意味はないということです。
また昔の栄養摂取量が少ない時代だと、必要な精液中の栄養素のうち、
成長に関連するもの(アミノ酸など)が十分に補給できないため、
成長を阻害する原因になっていた可能性はもしかしたらあるかもしれません。
が、これも今の時代では考えられないことです。
この「オナニーをすると身長が止まる」と似たものに、
「わき毛が生えると身長が止まる」というのがあります。
成長ホルモンが止まって男性ホルモンの分泌が活発になると、
わき毛の成長が促進されるようになります。
つまり成長ホルモンが止まる頃にわき毛が多く生えてくるわけですね。
別にわき毛が生えたから成長が止まるわけではありません。
これは上のオナニーの話と同じで、
原因と結果を逆にとらえてしまっていることからくる誤解です。
こういった誤解はよくあるので注意しましょう。
例えば「乳首を強くゴシゴシこすったら、女性がすごく感じた」とします。
でもこれはたまたま相手の女性が感じやすい女性だったか、
強い刺激を好む女性だっただけで、普通ではなかなかありえません。
この場合「感じやすい女性だったから、その刺激で感じた」が正解で、
「その刺激がよかったから、女性が感じた」は不正解です。
強い刺激が原因となってすごく感じたわけではなく、
もともと感じやすいために、結果的として強い刺激でも感じたわけですね。
ここでも原因と結果が逆になっていますよね?
自分に都合よく順番を入れ替えることで、全く違う意味になってしまうんです。
セックス中の勘違いにも、この「原因と結果の入れ替え」がよくありますが、
これは日常生活でもよくしがちなミスですから、
心当たりのある人などは気をつけてみてくださいね。
なお、最後の「身長が伸びる方法」については、
性の悩み相談と全く関係ありませんので、割愛させていただきます。
…ですが、メルマガなのであえて触れてみます(笑)
身長を決めるのは大部分が「遺伝」であると言われています。
あとは「十分な睡眠」「適度な運動」「バランスの取れた栄養」ですね。
この中で「遺伝」については、残念ながら自分ではどうにもなりません。
残りの、自分で努力できるものを改善していきましょう。
「十分な睡眠」についてですが、
成長ホルモンは夜の10~2時に最も多く分泌されます。
つまり、この時間に寝ているかどうかが重要になるわけですね。
また、過度の筋肉が身長の阻害になるという説もありますが、
だからといって運動をしないのは絶対にマイナスです。
大事なのは“適度”な運動ですが、今の若者は運動不足の人が多いですから、
そのあたりを踏まえて運動量を考えましょう。
栄養については、実際に今の子供の平均身長が親の世代よりも高いのは、
昔よりも食生活が改善(欧米化)したことが大きいと言われています。
問題は「肥満児」も増えてしまったことですね。
今の時代、本当の意味でバランスよく食べるのは至難の業です。
かといって、若いうちからサプリや機能食に頼るのも考えものです。
給食ではないですが、自然食でバランスよく栄養が取れるとよいですね。
こうやって挙げていくと、基本的なことばかりで大した方法はないですね(笑)
他には、昔で言うと骨や筋肉を引っ張る機械がありましたし、
今で言うとヨガやストレッチなどがありますが、
こうした「伸ばす」方法は一時的な結果に終わることが多いです。
バレーやバスケをすると身長が伸びるというのも、
残念ながら科学的な根拠のない迷信です。
(これも原因と結果が逆になったものですね)
まぁ、身長が自在に調節できる方法があれば、
それを発見した人は確実に億万長者になれるでしょう。
逆に言えば、そういう方法はまだ無いということですね(笑)
小さなことですが、基本的なことを頑張ってください。
なお、科学的な根拠がないというだけですので、完全に否定はできません。
迷信・俗説として信じたいのであれば個人の自由です。
「ウソから出たマコト」という言葉もあるように、
時に思い込みが真実を作ってしまうこともありますからね。
実際にプラシーボ(偽薬)効果などもあることですしね(笑)
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